23年独ダービー馬が凱旋門賞前哨戦を勝利 2馬身半差完勝でブックメーカーオッズも上昇
現地時間10日、フランスのパリロンシャン競馬場で行われたニエル賞(3歳・仏G2・芝2400m)は、離れた2番手から脚を伸ばしたR.ピーチュレク騎手騎乗のファンタスティックムーン(Fantastic Moon、牡3、独・S.シュタインベルク厩舎)が直線で逃げ馬を早めにとらえ、2着のフィードザフレイム(Feed The Flame、牡3、仏・P.バリー厩舎)に2馬身半差を付けて勝利した。勝ちタイムは2分33秒20(稍)。
勝ったファンタスティックムーンは父Sea The Moon、母Frangipani、母の父Jukebox Juryという血統で、今年の独ダービー馬。前走はバーデン大賞を予定していたが、直前に出走取消となっていた。
結果を受けて、ブックメーカー各社は同馬の凱旋門賞オッズを修正。『bet365』、『William Hill』ともに現在時点で17倍となっている。