婚活男女の4割超「好きじゃない異性との交際経験」あり “学び”の一方で「ときめきがなかった」「相手に申し訳なかった」後悔も
あなたには、好きじゃない異性と付き合った経験がありますか。結婚相談所を展開するTMSパートナー（大阪市中央区）が、「好きじゃない異性との恋愛」に関する意識調査を実施。その結果を発表しました。
「キスやそれ以上をするとなるとダメだった」
調査は2023年7月から8月にかけて、婚活中の男女を対象に、インターネットリサーチで実施。188件の有効回答を得ています。
全回答者に「好きじゃない異性と付き合ったことがあるか」について聞いたところ、男性の40.2％、女性の42.7％が「ある」と回答。男女ともに40％以上の人が、好きじゃない異性と付き合った経験があることが分かりました。
好きじゃない異性との交際で「よかったこと」を聞いてみると、女性からは「興味なしから始まったのでいいところが次々と発見できた」「条件で選んでも、いずれダメになることが分かった」「面食いだったが、外見に対して以前より寛容になれた」、男性からは「新たな価値観を知ることができた」「その後も友達になれた」「第一印象だけではない人のいい部分を知ることができた」など、次の恋愛に生かす学びを得たという回答が多く集まる結果となっています。
一方で、好きじゃない異性との交際で「悪かったこと」についても聞くと、女性からは「ときめきがなかった」「やはりキスやそれ以上をするとなるとダメだった」「いつもうそをついているみたいな感覚や、彼女だと紹介されるたびにしんどかった。相手の時間を奪ったことをイベントごとに後悔する」といった生々しい回答が。一方、男性からも「一緒にいて楽しくなかった」「疲れる。お金と時間がもったいない」「相手に申し訳なかった」など、後悔がにじむ声が寄せられました。
なお、「相手が自分のことを好きじゃない場合、それでも付き合ってみてほしいと思うか」という質問では、「好きじゃないなら付き合ってほしくない」と回答した女性が75％、男性が53％に。男女ともに半数以上が「付き合ってほしくない」と回答したものの、女性のほうが約1.5倍多い結果となっています。
