Shokzは9月1日、耳をふさがないオープンイヤー型の骨伝導ワイヤレスイヤホン新製品「OpenComm2 UC(オープンコム2 UC)」と「OpenComm2(オープンコム2)」を発売した。公式サイトやECサイト、家電量販店などを通じて販売開始する。価格はOpenComm2 UCが27,880円、OpenComm2が22,880円。カラーはいずれもブラック。

ブームマイク付き骨伝導ワイヤレスヘッドセット「OpenComm 2 UC」

耳をふさがないオープンイヤーデザインでブームマイクも付属した骨伝導ワイヤレスヘッドセット「OpenComm」シリーズの新製品。Windows/macOSを搭載したPCと組み合わせて使うことを想定したモデル「OpenComm UC」の改良版となる。6月に開催されたネットワーク技術イベント「Interop Tokyo 2023」で参考展示されており、製品の詳細はレポート記事「Shokz骨伝導ヘッドセットに使い勝手強化の新機種『OpenComm 2 UC』、さっそく触れてきた」に詳しい。

2機種とも第7世代の骨伝導技術「PremiumPitch 2.0」によりクリアな音声を実現するほか、位置調整や折りたたみができるデュアルノイズキャンセリング・ブームマイクが高音質な通話を実現する。

加えて「OpenComm2 UC」ではPC用アダプタ「Shokz Loop110ワイヤレス・アダプタ」が同梱され、ZoomやMicrosoft Teamsといったオンライン会議などで通話する際、PC接続時の安定性が高いことも特徴。同梱するアダプタがUSB-A対応かUSB-C対応かで、パッケージ自体を分けて販売する。

デュアルノイズキャンセリング機能を備えたブームマイク。マイク上には単体で通話ミュート/ミュート解除できる「ミュートボタン」を搭載した

PCと接続してオンライン会議や通話に適する

OpenComm 2 UCのUSB-Cアダプタ同梱パッケージ

ヘッドセット側の各ボタンを押すことで、音量調節やミュート/ミュート解除、オーディオの再生/一時停止、バッテリー残量の確認といった操作ができる。接続はBluetooth 5.1で、対応コーデックはSBC。最大で2つのデバイスを同時にペアリングできる「マルチポイント」接続にも対応。

バッテリーは1時間の充電で満充電となり、最長8時間の連続再生、16時間の通話が可能(待機時間は最大14日間)。充電ポートはマグネット式で、付属のケーブルで充電する。本体はIP55の防水性能をサポート。重さはいずれも35g。