距離短縮で期待できるステイトダイアデム(昨年8月撮影、ユーザー提供:kakuyokuさん)

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 土曜新潟12Rの3歳上1勝クラス(1200m)はステイトダイアデム(牝4、美浦・和田正一郎厩舎)が面白い。

 以前のJRA在籍時は僅か1戦のみ。3歳夏の経験馬相手の未勝利(新潟芝1600m)で2着に健闘していた。その後、名古屋で3勝を挙げて、中央に再転入。復帰初戦となった前走の1勝クラス(東京芝1600m)は3番人気で0秒9差の5着だったが、決してクラスの壁に泣いたわけではない。前半3F34.0-5F58.1のハイペースを追走したことを考慮すれば、ゴール前で脚が上がったのは致し方なし。むしろ残り1F過ぎまで踏ん張っていたことを評価すべきだろう。行きっぷりの良さからみて、現状ではマイルが長かったともいえる。

 今回は400mの距離短縮でスプリント戦へ。1200mは初めてだがプラスに出る可能性大。待望のJRA初勝利を期待したい。