前走の新馬を快勝したルクスノア(c)netkeiba.com

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 デビュー3年目の永島まなみ騎手が、新潟2歳ステークス(2歳・GIII・芝1600m)のルクスノア(牝2、栗東・平田修厩舎)で重賞初制覇を狙う。

 永島騎手は21年デビューの20歳。1年目はJRA7勝に留まったものの、2年目に21勝を挙げて大躍進。今年は1カ月の騎乗停止がありながら先週を終えた時点で23勝だから、早くも自己ベストを更新している。今最も勢いがある女性ジョッキーといえるだろう。

 ルクスノアは前走の新馬(中京芝1600m)でも騎乗し、3番手から抜け出して3馬身差の完勝。人気馬に不利はあったが、それを考慮しても力が一枚上と感じさせる走りだった。

 これまで女性騎手は藤田菜七子騎手、今村聖奈騎手の2人がJRA重賞を制覇。永島騎手は過去2回の参戦がともに格上挑戦とあって12着、9着と悔しい結果に終わっているが、今回はチャンス十分。勝手知ったるパートナーとタイトルをつかみ取ってみせる。