武豊騎手とのコンビで青函Sを勝利したゾンニッヒ(撮影:山中博喜)

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 池江泰寿調教師と武豊騎手の同級生タッグが、キーンランドカップ(3歳上・GIII・芝1200m)のゾンニッヒ(牡5)で6年ぶりのJRA重賞制覇を狙う。

 池江調教師と武豊騎手のコンビは、これまでJRAで317戦して74勝。重賞では52戦して6勝を挙げている。しかし、直近では21連敗中。そして今回は昨年の京都金杯のシュリ(10着)以来、1年7カ月ぶりの重賞チャレンジとなる。

【池江泰寿師×武豊騎手の重賞勝ち鞍】
07年神戸新聞杯 ドリームジャーニー
09年プロキオンS ランザローテ
12年京都記念 トレイルブレイザー
14年きさらぎ賞 トーセンスターダム
14年チャレンジC トーセンスターダム
17年鳴尾記念 ステイインシアトル

 ゾンニッヒは前走の青函Sで初めて武豊騎手とコンビを組み、鮮やかな差し切り。オープン初勝利を挙げるとともに、これが初めてだった芝のスプリント戦に高い適性を示した。これまで重賞では2戦してダービー卿CTが3着、京王杯スプリングCが6着だが、1200mならチャンス大。小中学校の同級生でもある2人が揃って表彰台に上がるシーンを期待したい。