見事、復帰戦で白星を飾ったプリーミー(写真は昨年9月の初勝利時、撮影:高橋正和)

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 22日、川崎競馬1RのC3五・六組(ダ1400m)で、12月27日生まれのプリーミー(牡4、川崎・佐々木仁厩舎)が11カ月ぶりに復帰した。

 レースでは五分のスタートを切り、道中は5番手あたりを追走。直線で手応え楽に抜け出すと、2着に3馬身差、3着以下に大差を付けて勝利し、単勝1.4倍の圧倒的な支持に応えた。勝ちタイムは1分30秒9(稍)

 プリーミーは父ドゥラメンテ、母アトミカオロ、母の父Orpenという血統のノーザンファーム生産馬。母アトミカオロはアルゼンチンでG1を含む6勝を挙げた実績馬で、馬名の由来は『早産まれ』。

 北半球では1月1日を境に年齢が1つ上がるため、2019年産の本馬は2020年1月産の現3歳馬と生まれた時期や育成状況がほぼ変わらないのにもかかわらず、4歳馬の扱いとなる。昨年9月のデビュー戦では「“ほぼ2歳馬”が3歳戦に出走」として話題になったが、見事勝利を収めていた。