「黄ばんだTシャツ」の白さを取り戻す簡単テク。専門家が教える正しい洗濯術
夏に着る機会が増える「Tシャツ」。着ていくうちにだんだんと黄ばみが気になることはありませんか? クリーニング店を営む洗濯ブラザーズさんに、Tシャツの正しいお手入れ方法を教えてもらいました。
夏の「Tシャツ」お手入れの基本
Tシャツを長もちさせるために、覚えておきたいお手入れ方法を紹介します。
洗濯ブラザーズさんに教えていただきました。
●Q:Tシャツの洗濯の基本は?
Tシャツも生地が伸びたり、プリントがダメージを受けるので、「洗濯ネット」に入れて洗ってください。洗濯ネットに入れる際は、きれいにたたみ、ネットの余っている部分はしばって。
<ポイント>
洗濯機には先に水をはり、洗剤を溶かしてから衣類を入れた方が汚れがよく落ち、においも取れます。
●Q:黄ばみが出てきたら?
40℃くらいのお湯に粉洗剤を溶かし、そこに30分ほどつけおきしてから洗濯機で洗うと、白さが戻ってきます。漂白成分が入っている洗剤は、生地が傷むので、あまりおすすめはしません。
<ポイント>
洗剤を入れすぎると、すすぎ後も洗剤が落ちきらず、カビやイヤなにおいのもとに。適量を守りましょう。
●Q:シミをつけてしまったら?
まず、弱アルカリ性洗剤と水を1:1で割ったプレウォッシュ液をつくります。それを汚れた部分にスプレーで吹きつけ、洗濯用のブラシでこすらずに強くたたいて10分放置。それから洗濯機で洗います。シミをつけたら、なるべく早くこの処置を!
・洗濯ブラシ \1500(リブレ)
●Q:干すときの注意点は?
直射日光に当てないこと。紫外線は想像以上に生地を傷めてしまいます。表面にプリントがあるものは、裏返して干して。サーキュレーターなどで風を当て、部屋干しするのがベスト。肩に跡がつかないハンガーを使う手も。
・バルミーハンガー \2500(リブレ)