帰省や旅行で家をあけることも多い夏。家に帰ってみたら、いやなにおいがしたり、コバエが飛んでいたり…なんてことも。ここでは、お掃除ブロガーのよしママさんに対策を教えてもらいました。

まさか部屋にコバエ?長期、家をあけたあとのお掃除

長期間家をあけたあと、帰宅したら部屋が臭くなっていたり、コバエが発生してしまったりした経験はありませんか? 帰宅してからは、荷解きしたり洗濯物を洗ったり、やっておきたい家事がたくさんありますよね。

わが家は毎年、夏と冬に5日〜10日ほど帰省しています。自宅に戻ってきてからは、部屋をチェックしてリセットしています。

とくに夏場は室温が上がり湿気もたまるので、やっておきたい家事は冬より多いです。でも、旅の疲れもあるので最低限にしておきたいですよね。ここでは、家をあけたあとにやっておきたい掃除をご紹介します。

 

●床掃除

帰宅後、玄関に一歩踏み入れるとわかる、廊下のザラザラ。空気中のホコリが、不在中にすべて床に落ちてきています。じつはこのときが、床掃除のベストなタイミング。窓はあけずに、一気にフローリングワイパーをかけてホコリを取り除き、掃除機をかけるとザラザラがなくなります。

ザラザラがなかなか取れない場合は、濡れ雑巾やウェットシートなどで床をふくと、さらさらになりますよ。掃除後に窓をあけると、部屋の空気がリフレッシュされてよどみがなくなります。

もしロボット掃除機があるのであれば、帰宅前に3回以上掃除させておくと、床がつるつるの状態になった家に帰宅できますよ。ロボット掃除機も、1日に連続してかけるのではなく、1日1回など時間をあけると、空気中に漂っているホコリが下に落ちて効率よく掃除してくれます。

●お風呂の排水口

髪の毛などのゴミが水に浸かったままの状態だと、排水口周りにコバエが発生しやすいです。エプロン(浴室の側面を覆うカバー)内も同じようにコバエが発生する可能性があるので、帰省前後でいちばん気をつけている場所です。

もしコバエが発生してしまったら、ただちに汚れを取り除いて、浴室用洗剤でトラップ内まで丁寧に掃除します。

コバエはエプロン内にも逃げるので、同じように確認して、掃除しておきます。

●キッチン周り

シンク内とゴミ受けに生ゴミが残っていると、暑さで腐敗してにおいが出ていたり、コバエが発生している可能性があります。においやコバエに気がついたら、排水トラップ内までしっかり掃除しておきます。

同時に生ゴミ用のゴミ箱内も確認して、コバエが発生していないかチェックしましょう。

アルコールスプレーでの掃除や、もしにおいが染みついてしまっている場合は、酸素系漂白剤を使ったつけおき掃除が効果的。

●冷蔵庫内の掃除

家をあけている間に、生鮮食品が腐っていないか、賞味期限がきれていないか確認しましょう。痛んだ食材があれば、家族が誤って食べてしまう前に廃棄します。冷蔵庫が空になっている状態の方が内部を掃除しやすいので、食材を購入して入れる前に、野菜の土や食品の汁などを軽くふき掃除しています。

家をあける前、キッチンの排水口掃除はしても、浴室の排水口の掃除は忘れがちです。そのため、何度もコバエを発生させてしまいました。

帰宅後に発生源をなるべく早くつきとめ、掃除をすることで繁殖を防ぎましょう。帰省前に、パイプ用の洗浄剤でお掃除しておくのも効果がありましたよ。