大掃除といえば年末ですが、寒い時季の水回りの掃除は大変です。そこで、暑い今に簡単な掃除をして、大掃除をラクにしてみませんか? アラフィフの夫婦ふたりで暮らすミニマリストのブロガー・本多めぐさんが教えてくれました。

夏の「小掃除」で年末ラクするコツ3つ

雪国在住のアラフィフ夫婦です。ズボラでなるべく掃除をしたくないので、寒い冬場にまとめてやる「大掃除」はとても億劫です。そもそも冬の大掃除は寒くて大変、しかも年末はなにかと多忙な時期。

【写真】意外と汚れている廊下の天井も夏のうちにすっきりと

なので夏のうちにやりやすい場所から取りかかるようにしています。ベランダや窓、お風呂掃除など、涼しく効率的にできる場所をご紹介します。

●1:窓・ベランダ掃除ですっきりキレイな空間に

大掃除の時期は真冬。そんな寒くて動きにくい時期にお掃除するのは大変です。なので、気軽に動ける今のうちに、窓やベランダの掃除にチャレンジしてみませんか。

私は雪国在住で、冬の時期に窓の外側で作業するのは凍えますし、ベランダは雪に埋もれるので掃除は無理。その点、夏は天候もよくて掃除しやすいです。

とくに網戸の汚れが年間を通じてたまっていると、風通しが悪くなるため、こまめな掃除をしたいもの。スキマにたまったホコリを落とすだけで、部屋の中がすっきりと明るくなりますよ。

私は重曹を水で薄めたものでふいています。道具は使い古しのタオルなどで充分。

また、夏の洗濯物は乾きやすいので、カーテンも今のうちに洗濯するといいですね。まずは窓辺のホコリを落とし、カーテンを外します。気づかないうちにたまっていたホコリやダニを一掃できて、気分も一新。洗ったら元のようにカーテンレールにつるしておけば、あっという間に乾きます。

●2:お風呂の掃除は暑い時季に。水をつかってひんやりと

夏の部屋に座っているだけでも暑いです。そんなとき、涼しいお風呂掃除はいかがでしょう。お風呂掃除は水を使って行うので、気持ちよく涼しくて作業がはかどります。

カビは掃除しにくい「天井」にもたまっているそうです。普段はなかなか天井までは掃除しませんよね。なので天井は、とくに丁寧に。ちょっと大変かもしれませんが、お風呂のリラックスタイムを充実させるためにもしっかりと掃除しましょう。

天井まで手が届かない場合は、柄が長いブラシを使ったり、背の高い家族に手伝ってもらうのもいいですね。

掃除中は、好きな音楽を聴きながら作業すると、より一層楽しく、気分も上がりますよ。クーラーなしでも水で掃除していると結構涼しいですから、ぜひお試しください。

●3:洗面所と廊下のすっきり掃除。冬の準備は今から

それにしても、ストーブがない「洗面所や廊下」は冬場寒く、掃除がおっくうになりがち。そんな場所も、暑い時季にしっかりと掃除しておくと、冬はラクできます。
 

計画的に進めるためにも、あらかじめ掃除をスケジュールに入れておきます。それぞれの場所をどのタイミングで掃除するか決めておくことで、作業もスムーズに進みます。1日1か所、あるいは1週間に1か所を目安にすると、無理なく進められます。

このように、夏の間に少しずつ掃除を進めていくことで、年末に大変な思いをしなくてすみます。楽しみながら、心地よい夏の子掃除を習慣にしませんか。