“今”の自分に不要なものを手放して、暮らしをもっと軽やかに。ここでは、「毎日1個捨てる」を実践し、もののもち方や心地よく過ごすマインドをインスタグラムで投稿している、かなさんの捨てテクニックを紹介します。

毎日1個だけ!“1日1捨て”ですっきり!

以前は捨てるのが苦手で、家にものがいっぱいだったというかなさん。

「夫の転勤が決まったとき、引っ越しの荷づくりが本当に大変で。このままでは暮らしが回らないと思い、ものを減らす決意をしました」

●1日1つ捨てるだけで、理想の暮らしに近づいた

トラック2台分の家具を手放したり、500着の服を捨てたり…。リバウンドも繰り返しながらかなさんは今の暮らしにたどり着き、自信がもてたと言います。

「試したなかでもっとも続けやすかったのが、1日1捨て。やる気のない日は“レシートを捨てるだけでもよし”として、気楽に続けています。ものがたまらなくなり、ストレスなくきれいな家をキープできるようになりました」

●「1日1捨て」のやり方

どんな小さなものでも毎日手放す“1日1捨て”を習慣化! 1か月続けると、気がつけば家じゅうがすっきりします。

【1:どんなものでも捨てたらOK!】

レシートや期限ぎれの薬など、“ほぼゴミ”でも、捨てればOK。

「できた自分をほめることが、長続きするコツ」

【2:ながら捨てでルーティン化】

家事や仕事をしながら“目の前にある気になるゴミを捨てる”などの習慣を積み重ね、捨てることを生活の一部に。

【3:たくさんあるものから手をつける】

増えすぎたと感じる下着やタオル、割り箸など…。

「数が多いアイテムから捨て始めると、決断がしやすいです」

かなさんの1か月“捨てカレンダー”

かなさんの“1日1捨て”を1か月実況中継! どんなものを1日1捨てしたのか見せてもらいましょう。

1日目:冬服

2日目:サイズアウトした子ども服
3日目:くたびれた靴下
4日目:たまったレシート
5日目:いただきもののコップ

●6日目から17日目の捨てカレンダー

6日目:子ども用の弁当箱
7日目:使わないポイントカード
8日目:増えすぎた割り箸順
9日目:傷んだ子ども服と紙もの
10日目:使い終わったコスメ容器
11日目:子どもが小さい頃のカトラリー
12日目:開封ずみの衛生用品
13日目:断絶したケーブル
14日目:続かなかった家計簿
15日目:オモチャのあき箱
16日目:3年以上前の年賀状
17日目:読み終えた本

●18日目から30日目の捨てカレンダー

18日目:過去の新聞
19日目:昔使っていたラグ
20日目:賞味期限ぎれの調味料
21日目:サイズの合わないドアフック
22日目:使いづらいスマホスタンド
23日目:使用頻度の低い花用水差し
24日目:使い道のないポーチ
25日目:間に合わせで買った食器
26日目:メルカリで売れないまな板
27日目:たまった紙袋
28日目:もう再生しないCDとDVD
29日目:付録の工具セット
30日目:子どもが遊ばなくなったオモチャ

【1日1捨てしたらこんな幸せが】

→家に入るものを精査するようになり、居心地がよくなった!

ぜひみなさんもできることから始めてみてくださいね。