50代になった元祖・節約主婦。クルマ旅の「帰宅後」をラクにする工夫5つ
夏休み、クルマで移動することも多いのでは。そんなときに楽しくおトクに、涼しく過ごす方法を、元祖・節約主婦として知られ、カウンセラー・エッセイストとして活躍する若松美穂さんが教えてくれました。
クルマ移動するときに楽しくおトクに、涼しく過ごす方法
夏休み、クルマで帰省や家族旅行の計画が増える時期。私自身、仕事でもプライベートでもクルマの長距離運転が少なくない方だと思います。
そこでクルマ移動をするにあたって知っておくといいことや、旅行の楽しみを楽しいままに終わらせるための工夫をお伝えします。
●1:PA・SAの食材はおいしくてお値打ち!
お出かけ後、楽しみの後は家事が待っている! そこを見越してPA・SA(パーキングエリア・サービスエリア)で買い物をすませるとラク。
たとえば 東北自動車道の蓮田サービスエリア(上り線)「Pasar蓮田(パサールはすだ)」。野菜だけではなく、フルーツや肉、魚、総菜も売っていて、本当に助かります。
今はどこにいても、ある程度のものは手に入る時代。消費者の目も肥えていますから、PA・SAだからお高いというのは、もう古いかも。お野菜やフルーツでもお値打ち価格で、逆に「ここで買いたい!」と思わせてくれるところがうれしいです。
出かける前に、どこのPA・SAで生鮮食品が購入できるのか、調べてみるのもいいかもしれません。
●2:帰宅後のごはんはPA・SAで仕入れる
泊まりで荷物が多い、汚れものがあるときには、せめて帰宅して片づけや洗濯が終わり落ち着くまで料理はラクにしたいもの。
そこでメイン食材を数日分キープ。得意の値引き品で、メインは焼くだけ、切るだけでいいものを選びます。
帰宅してテーブルに出せば、おつまみや夕食に。すぐに食べられるものも購入し、自分をラクにしています。関越道は三芳パーキングエリア、常磐道は守谷サービスエリアなども好きです。
●3:渋滞しているときは、ごはんを食べたりひと眠りして回避
高速を走っていると、電光掲示板に「〇〇まで△km□分」と表示が出ます。その隣に、赤い三角や緑の三角が表示されることがあります。
赤い三角は渋滞増加傾向に、緑の三角は渋滞減少傾向という意味なので、トイレや水分、おなかのすき具合などと相談するとラクかもしれません。
わが家は渋滞増加傾向のときには、あえてそのまま進まず、早めでも食事を取ってしまう。またひと眠りしたり、初めてのPA・SAに寄ってみよう! など、イライラを減らす工夫をしています(とはいえ、お盆中・年末年始に渋滞は回避は難しいですが…)。
●4:運転中はアメで気分転換
運転中、ガムは常備していますが、案外アメも気分転換になります。今好きなのは、冷たいアメ。口に入れるとヒヤッとして、いい気分転換に。
わが家全員大人ですが、「せーの!」でアメを口に入れて、だれが最後まで残るかゲームなどをしております。
●5:もらった保冷剤を活用
この暑さで、今は「車中でも熱中症に注意」と言われます。たしかに日差しが前面から当たるとつらいのです。
そんなとき、私をラクにしてくれるのがハンカチ&保冷剤の組み合わせ。ケーキや冷凍食品を買ったときにもらった保冷剤を活用します。
保冷時をハンカチに包み、胸元に入れる。やってみたらわかります! すごく気持ちがいい。
ネックリングも便利で私は好きなのですが、中にはネックリングが重いと感じる方もいるようなので、そんなときにもおすすめ。 冷たさが気になる場合は、ハンカチの厚い方を肌に接する方にすると冷たさが緩みます。