50代、キッチンの「飾る&見せる収納はやめた」。不要なものを手放して毎日が快適に
すっきりシンプルなキッチンは使い心地もよく、理想的。そこで、飾る&見せる収納をやめて使いやすいキッチンを実現した、整理収納コンサルタントの瀧本真奈美さんにキッチンを紹介してもらいました。
飾る&見せる収納から使いやすさを優先したキッチンに
かつては100円グッズのリメイクやDIYを駆使し、「飾る&見せる」収納をを楽しんできた瀧本さんですが、年齢や体調の変化に合わせてキッチンを整理。「不要なものは手放し、自分が心地よいものだけを残しました。ストレスなく必要なものがすぐに手に取れて、毎日がとても快適です」
●瀧本さんのキッチン間取り
・夫(46歳)と2人暮らし
・戸建て・3LDK
●瀧本さんのキッチン<Before>
キッチン回りもかわいらしく飾りつけ、インテリアにこだわってきた瀧本さん。
コンロ横にもスパイスを並べ、“見せる収納”を楽しんでいました。
●コンロ回りはなにも置かずにすっきりさせる
見せる収納はやめて、コンロ回りはなにも置かず、すっきりした状態に。「たくさん並べても使いきれないものがほとんど。撤去したことで料理も掃除もしやすくなりました」
●デイリー使いの食器は引き出しにゆとりをもってしまう
普段使いの食器は意外と限られていることに気づき、壁づけの大きな食器棚を撤去。
「地震に強い低めのカウンター式引き出しに、厳選した食器だけをゆとりをもってしまっています」
●カウンター上は使用頻度が高くて扱いやすいものだけに
キッチンカウンターに並べるのは、使用頻度が高く、見た目も気に入った調理家電に絞ってシンプルに。「作業のじゃまにならないように、周りには余計なものを置かないようにしています」
FAVORITE ITEM:引き出しやすい持ち手つき収納ボックス
持ち手穴が大きく、引き出しやすい「DCM」のボックス。「丈夫で、どこでも使えるサイズ感が気に入っています」
●ゴミ受けネットでシンク掃除用のスポンジを代用
シンク掃除はゴミ受けネットを手にはめて、洗剤をつけてこするだけ。「スポンジよりも清潔だし、そのまま排水口にセットするので効率的。手を入れやすい深型のネットがおすすめです」
●ゴミ箱はシンクから手の届く場所に集約
家のあちこちに置いていたゴミ箱からゴミを集めるのが面倒になり、キッチン以外のゴミ箱は撤去。「シンクから振り向いてすぐ手が届く位置なので、作業中に捨てるのも簡単になりました」
この記事は2023年7月号「ESSE」に掲載された内容(2021年1月号から2022年12月号の内容含む)を再編集しています
掲載した名前、年齢などの情報は、『ESSE』に掲載された当時のものです。
この記事で紹介したアイテムは、店舗によって取り扱いがない場合や、すでに販売が終了している可能性もあるので、ご了承ください。