現在放送中のドラマ『真夏のシンデレラ』。月9らしい王道のラブストーリーにキュンキュンする人が続出しているドラマで、ヒロインに思いを寄せる主人公を演じる間宮祥太朗さんにインタビューしました。

間宮祥太朗さんインタビュー「ストレートなラブストーリーだからこそ自然体で演じたい」

真夏の海を舞台に、男女8人が全力で恋する胸キュンドラマ『真夏のシンデレラ』が放送中。海辺の町で一緒に育った“海辺のシンデレラ”である女友達3人組と、エリートな都会男子3人組、そして“海の男たち”。彼女たちが繰り広げる恋愛模様は、花火や夏祭りなど、夏真っ盛りのときめきポイントが盛りだくさんで、視聴者からアツい視線を集めています。

本作で、海辺の町で生まれ育ったサップ(スタンドアップパドルボード)のインストラクター、蒼井夏海(森 七菜)に思いを寄せる都会男子、水島健人を演じているのが間宮祥太朗さん。

「毎日のように海でロケをしていますが、プロデューサーから『日やけをしないように』と言われているので、僕ら都会男子3人組だけ日傘を差している不思議な光景が生まれています(笑)。現場はいつも笑いが絶えなくて、楽しい夏を過ごせています」

 

●心境の変化をうまく表現していければ

一流大学を卒業した優等生の健人は、誠実で優しい性格。夢は海洋生物学者でしたが、有名建築家の父の希望に従い、建設会社に勤めています。ところが、今まで周りにいなかったタイプの夏海と出会ったことで、自身の心境に変化が訪れ始めて…。

「僕は両親からやりたいことをやらせてもらってきたので、親の重圧を感じている健人とは正反対。でも、健人は両親に感謝もしているだろうし、その狭間で苦しみながら、純粋な思いをしっかりもっています。なので、夏海をはじめとする海辺の町のメンバーと出会ってからの変化をうまく表現していければ。ストレートなラブストーリーだからこそ、見栄をはらず、自然体で演じていきたいと思います」

●じつはだれも結末を知らされていない

物語は、夏海にどんどん引かれていく健人、健人が気になりながらも幼なじみの牧野匠(神尾楓珠)への思いが残る夏海、美容師アシスタントの滝川愛梨(吉川愛)に引かれている臨床研修医の佐々木 修(萩原利久)と司法浪人の山内 守(白濱亜嵐)、シングルマザーの小椋理沙(仁村紗和)と医師でライフセーバーの早川宗佑(水上恒司)の微妙な関係が軸となります。

8人それぞれの恋心が錯綜していくにつれて、予想のつかない展開に。本作は市東さやかさんによる完全オリジナルの脚本ですが、「出演者同士の空気感や視聴者の反応を反映しながら、ストーリーを決める」というプロデューサーの意向により、じつはだれも結末を知らされていないのだとか。

「連ドラ特有のライブ感ですよね。今もらっている台本を見ながら、伏線の回収や、このあとの展開について、よくみんなで話しています。僕たちのお芝居や、視聴者の皆さんの反応で結末が変わるので、ちょっとドキドキですが楽しみでもあります。スタッフとキャストが一丸となり、毎日撮影をがんばっているので、楽しんで応援していただけたらうれしいです」