ESSEonlineに掲載された記事のなかから、8月に読みたいベストヒット記事をピックアップ!

暑い今年の夏。髪をすっきりとまとめるために「ひとつ結び」をして過ごしているという方も多いのでは? しかし、簡単がゆえに、「老けて見える」、「手抜きに見えてしまう」といった、残念なポイントも…。そこで、残念なひとつ結びにならないコツをまとめました! ぜひ参考にしてみてくださいね。

※記事の初出は2022年8月。内容は執筆時の状況です。

もう失敗しない!大人のひとつ結びテクニック

アライター・佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター・八木花子(八木ちゃん)さんによる、ESSEonlineで人気のヘア連載「大人のヘア問題白黒つけます」。連載の中から、反響のあったひとつ結びのテクニックをご紹介します。

●40代からの老けない「ひとつ結び」テク。たったひと手間でマイナス5歳

<ひとつ結びは後頭部のボリュームが大事!>

八木ちゃん:いちばんのポイントは、後頭部のボリュームです。後頭部にこんもりとしたボリュームがあると、上品で華やかに見えるんですよね。

さとゆみ:たしかに! ここにボリュームがあると、若々しく見えますね。

八木ちゃん:今日は、このボリュームの出し方をお伝えします。

<マイナス5歳の「大人のひとつ結び」のつくり方>

(1) 分け目をぼかすようにドライヤーを当てる

(2) 手でざっくりと髪をまとめ、ひとつに結ぶ

(3) 後頭部の髪を引き出す

(4) スプレーでボリューム感をキープ

●意外とやりがち「残念ひとつ結び」。避けるべき5つのNGポイントとは?

<NG1:分け目がきっちりついている>

八木ちゃん:まずは、分け目をきっちりつけすぎるひとつ結び。これは、ひっつめ感が出ておしゃれに見えないだけではなく、根元がはっきり見えてしまうので、白髪が目立つというデメリットもあります。

さとゆみ:分け目をきっちりつけすぎると、そこから日焼けしてしまって毛根にダメージを与える原因にもなってしまうから、その意味でも避けたいですよね。

八木ちゃん:これはひとつ結びに限りません。大人女性の場合、どんな髪型でも、分け目をきっちりつけるのはNGだと覚えておいてください。

●ショートヘアでも髪をまとめたいときのコツ

八木ちゃん:今回のモデルさんは、もともとクセがある方です。短い髪でまとめたいときは、むしろある程度クセがあるほうがまとめやすいです。超直毛の人でしたら、一度アイロンで巻いたほうがいいかもしれないです。

さとゆみ:クセがあるほうがまとめやすいんですね。

八木ちゃん:そうなんです。まずは、ハーフアップからやってみましょう。

<短めさんのハーフアップのポイント>

(1) 耳上の髪にワックスやバームをなじませ、手ぐしで髪をまとめる

(2) まとめた髪をねじり、ピンでとめる

(3) ピンをさしたところを押さえながら、トップの髪を引き出す

(4) 完成

まだまだある!大人のひとつ結びテクニック

●大人のおしゃれな「ひとつ結び」。巻かなくても簡単こなれ見え

<道具は3つだけ! どれも近所で手に入ります>

「こなれて見えるヘアスタイリングは、たった3つの道具があればできるんです!」と教えてくれたのは“巻かない”簡単ヘアアレンジが話題のヘアスタイリスト・工藤由布さん。

3つの道具はどれも100円ショップやドラッグストアで手に入るものばかり。これさえあれば、ひとつ結びもダウンスタイルも、どんなヘアアレンジも自由自在。忙しい朝でもたった3分で“こなれヘア”が完成します。

<3大アイテム>

(1) コーム

先の細いコームは持ち手の先端でギザギザ分け目をつくり、コームは髪をとかしながらスタイリング剤を広げるのに便利。

(2) スタイリング剤(バーム、ワックス)

どんな髪質でも質感をつくるのに必須なのがバーム。ボリュームを出したい人は少しハードなワックスも役立ちます。

(3) ゴム(シリコンゴム、カラーゴム)

髪を結ぶときには髪色に近い濃いブラウン系のシリコンゴムを。仕上げにアースカラーのカラーゴムでシリコンゴムを隠せば、おしゃれに見えます。

●【暑いからアップヘア】疲れて見えない「ラフなまとめ髪」のコツ

ラフで自然な旬のまとめ髪、やってみたいけれど「ただの疲れた人」に見えそうで手が出ない、という人いませんか? この「低めのひとつ結び」なら不器用さんでもできて、若々しく見える、テクニックいらずのまとめ髪。しかもヘアゴム1本でできるので、時間がないときにもぜひチャレンジしてみて。簡単にできて、すてきに見えるコツをプロのヘアメイク・川村友子さんに教わりました。

<ふんわりゆるやかな毛流れがポイント! 低めのひとつ結び>

大人にぴったりのカジュアル感と品を備えたひとつ結び。トップをよけて一度束ね、そこに逆毛を立てたトップをねじって合わせることで、ふんわりと高さを出します。軽やかで、サイドシルエットも美しい仕上がりに。

【低めのひとつ結びのつくり方】

(1) 目尻の幅でトップの毛を分け取ってよけておき、残りの髪を耳の高さでゴムでひとつに結ぶ。分け取ったトップの髪を片手で持ち上げ、もう一方の手で中間から根元に向かって3回ほど手ぐしでとかし、逆毛を立てる。

(2) 逆毛を立てたトップの毛束を(1)の結び目に向かってきつめにねじる。

(3) ねじった毛束を結び目にくるくる巻きつけていき、最後に毛先を(1)で結んだゴムにはさんで固定する。

さとゆみさん&八木さんの共著『女の年齢は髪で決まる』(扶桑社刊)では、大人の女性のヘア悩みが解決するテクニックをたっぷり紹介しています。