ESSEonlineに掲載された記事のなかから、8月に読みたいベストヒット記事をピックアップ!

月5万円の収入でやりくりする年金暮らし。食費や日用品、光熱費などの生活費だけでいっぱいで、自分のおしゃれにお金をかける余裕なんてどこにもなさそう…。そんななかでも、自分なりの楽しみ方を工夫しているつわものが。70代のひとり暮らしを満喫しているブロガー・紫苑さんに話を聞いてみました。

※記事の初出は2022年8月。内容は執筆時の状況です。

おしゃれは手持ちのものを工夫してお金をかけずに楽しむ

現在71歳、月の収入は国民年金の5万円という紫苑さん。30代で離婚後、子ども2人を育ててきましたが、子どもたちの独立を機に購入した中古の一戸建てにひとりで暮らします。

1か月を5万円でやりくりするために試行錯誤を繰り返し、今では節約を楽しむゆとりも生まれたそう。そんな紫苑さんのおしゃれを楽しむ工夫を紹介します。

●50代で買い集めた着物を洋服にリメイク

51歳で患った乳がんで片方の乳房を切除。胸の形が目立たないからと、当時たくさん買った着物は、ワンピースやコート、スカートに。

「もともと好きな色や柄なので、普段着としてまた着られるのがうれしい!」

 

●シンプルな服は自分好みに変えて一点物に

ユニクロのシンプルなワンピースは衿に刺し子刺繍を。

「自分らしさをプラスすれば着こなしが楽しくなります」

ストライプのシャツは同系色の布を縫いたして、サッと羽織れるロング丈に。

●ホホバオイル数滴で美肌をキープ

乾燥が気になるところは無印良品のホホバオイルでケア。

「以前は高級ブランドでそろえていたこともありましたが(笑)。生活習慣を変えたおかげか、高いものを使わなくても肌の調子はバッチリ!

 

●黒のマスカラで部分白髪染め

生え際などの白髪が気になる部分は、黒のマスカラでケア。ヘアカラーはほとんどしなくなったそう。

「捨てようと思っていた古いマスカラですが、液が減って少量ずつ出るのが、かえって便利」

いくつになっても、収入が減っても、いつまでもおしゃれを楽しむ気持ちは持ち続けたいですよね。お金をかけなくても自分磨きや自分らしさを楽しむ紫苑さんのアイデア、ぜひ参考にしてみてください。

50代〜60代以上の暮らしを応援する『これからの暮らし by ESSE vol.05』はただいま発売中。暮らし上手さんが「やめてラクになったこと」、老けない美容とファッション、どっちがおトク?、夏野菜おかずレシピなど、暮らしに役立つ情報が満載です。