恵比寿で人気の「トロいなり」とは？週2日限定の鮨店でデート
恵比寿の人気鮨店『鮨 くりや川』の店舗にて、日曜・月曜のみオープンしている『鮨 日進月歩』。
週2だけの限定感と、握りのみの直球コースが、贅沢な鮨デートを演出してくれる。
『鮨 日進月歩』独自の名物「トロいなり」の口どけと味わいを共有すれば、ふたりの距離もぐっと近づく！
恵比寿の人気店が、日曜と月曜だけ“握り”尽くしの夜になる
日曜と月曜の夜、『鮨 くりや川』の行燈は消えているが、隣に『日進月歩』の行燈が灯されている。階段を下りた地下1階が店舗だ
気軽かつ、限定感のある鮨デートなら、恵比寿の『日進月歩』が最新かつ理想。
木材を多用した正統派かつシンプルな店内。個室もあり。日曜と月曜は20代の客も多く気取らない空気感だ
その店は、恵比寿で12年にわたり人気鮨店として君臨する『鮨 くりや川』の厨川浩一さんが弟子の活躍のために設けた日月限定の鮨店。
「責任感があり技術的に申し分ない」と送り出したのが、萱沼俊一さんだ。
手を凝らした最高の握りを気軽に楽しめる幸せ
『鮨 くりや川』と違うのは、つまみがなく握り16貫のストイックなコースということ。「おまかせ」で14,300円という価格も嬉しい。
魚や仕込み、酢飯は全く同じで「やま幸」のまぐろも登場する。
愛知県産の「車エビ」。茹でた後に塩と酢で締めてエビの旨みを増幅。
宮城県塩釜産の「大トロ」。
酢飯は滋賀県産キヌヒカリを使用し、能登産の醤油は搾りたてを店内で火入れしている。
「赤貝」は宮城県閖上産のみを使用。肉厚で旨みが強く、ぷりっとした食感が魅力だ。
佐賀産の「小肌」。「元の江戸前は保冷手段がなかったためキツく締めていたけれど、現代ならそこにとらわれる必要はない」と、ややマイルドな食べ心地
店名は日々進化するその姿が由来なので、何度も通う楽しみもできる。
加えて面白いのが差別化のために独自の名物である「トロいなり」を作ったこと。
葱と生姜、胡麻を薬味に、酢飯を大判のトロで包んだ「トロいなり」。本店は純粋な江戸前のため、遊び心のある握りは『日進月歩』のみと考案された
トロでくるりと包んだその一貫は、親しみがありつつ口どけは至極リッチ。
そんな充実の内容でひとり当たりの単価が本店より約1万円下がるのだから、ご馳走する側としてはありがたい。
■店舗概要
店名：鮨 日進月歩
住所：渋谷区恵比寿4-23-10 ヒルサイドレジデンス B1F
TEL：080-7031-0423
営業時間：ランチ 12:00〜（L.O.12:30）
ディナー 17:30〜（L.O.20:00）
定休日：火曜、水曜、木曜、金曜、土曜
席数：カウンター8席
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