ハウス栽培の「幸水」初出荷 芳賀町
秋の味覚ナシの出荷が、栃木県内随一の産地・芳賀町で早くも始まりました。
県内で今シーズンのナシの出荷は初めてで、ハウスで育てられた「幸水」が食卓に届けられます。
初出荷を迎えたのは、ハウス栽培でみずみずしく、すっきりとした甘さが特徴の「幸水」です。
JAはが野梨部会では、高い値段がつく今の時期に合わせて、ハウス部の3人の農家がナシを栽培しています。
初出荷となった23日は、2人の生産者が合わせておよそ100キロのナシを持ち込み、選果場の職員が糖度や大きさを確認しました。
ハウス栽培は、天候に左右されないことから、病気の発生が少ないため農薬を減らせ、一定の品質を保つことができるのが特徴です。
今年(2023年)のナシは糖度11.5度以上の幸水特有の甘さが楽しめるということです。
今日出荷された約20ケース分のナシは、東京のスーパーなどで、規格外の大きさのナシは道の駅はがなどで販売されるということです。
ハウス栽培のナシの出荷は8月ごろまで続き、中旬からは露地栽培に切り替わるということです。