須田景凪 THE FIRST TAKEは「一発録りだからこそ成り立つ空間」“真っ白な部屋”での緊張を語る
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。6月20日(火)の放送は、須田景凪さんがゲスト出演。パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)が、「THE FIRST TAKE」に参加した感想を聞きました。
「THE FIRST TAKE」は、アーティストが一発撮りのパフォーマンスをするYouTubeチャンネルです。須田さんはボカロP時代に発表した代表曲「シャルル」と5月にリリースしたメジャーセカンドフルアルバム『Ghost Pop』の収録曲「ダーリン」を披露しました。この2曲は番組内で初オンエアされ、日付けが変わった6月21日(水)0時に配信リリースされました。
――THE FIRST TAKE は「一発録りだからこそ成り立つ空間」
こもり校長:須田景凪先生は先日、THE FIRST TAKEで「シャルル」と「ダーリン」の2曲を歌いました。THE FIRST TAKEに参加するって、どういう気持ちなんですか?
須田:緊張しますけど、なんだろうな? ライブでもなければ、レコーディングでもないじゃないですか。
こもり校長:たしかに。
須田:あそこって不思議な空間で……コンデンサーマイクを前にして歌うってレコーディングの風景なんですけど、レコーディング風景でありつつもライブ感を出すっていう。本当に、あそこでしかあり得ない空気感なんですよね。
こもり校長:うんうん。
須田:だから、めちゃくちゃたくさんイメトレして行ったんですけど、あの部屋に入ったらもう! 「全然違う空気だ……!」と思って(笑)。
こもり校長:おもしろい(笑)。イメトレって何をイメージしたんですか?
須田:急に真っ白の部屋に入れられて、「今から歌え」って言われても歌えるようにイメージしようと思ったんですけど……。やっぱり自分の足であの場所に行って、目の前にマイクがあって「今から始まるんだな」と考えると……イメージしきれなかったです(笑)。
COCO教頭:(笑)。勝手なイメージですけど、めっちゃ静かそうです。
須田:めっちゃ静かなの! マジで!
こもり校長:そうなんだ!
須田:「今からお願いいたします」ってなった瞬間に、スタッフさんがみんな黙るんですよ。さっきまであんなにニコニコしてたのに、みんな“サっ”て黙って……「マジで!?」と思って(笑)。
校長・教頭:(笑)。
COCO教頭:それは緊張しますよね。
須田:そうですね。でも、だからこそ自分も入りこめたんですけどね。本当に関わる人全員で緊張感を作ってやっているし、もちろん一発録りだし。一発だからこそ成り立つ空間なんだな、とすごく感じましたね。とにかく新鮮でした。
COCO教頭:すごい経験でしたね。
こもり校長:「シャルル」に関しては、(バルーン名義の)ボカロP時代に世の中に解き放った曲じゃないですか。それから時を経て自分自身が歌うってなって、何か違う思いがあったんですか?
須田:ありましたね。「シャルル」という曲は、セルフカバーのほうが聴かれているという背景もあるんですけど……この曲は、自分がまだ音楽で生活していこうと考えていなかったころに、もうちょっとフワフワした感じで、ただ好きで作ったというか。めちゃくちゃ狭い部屋の隅で机に向かってコソコソ作っていたんですけど、それが数年経ってすごく影響力のあるチャンネルで歌わせてもらうというのは……いろんなことを思い出しました。それこそ「シャルル」を書く前、自分が作曲というものを始めるにあたって何を考えていたか、とか……本当にいろんなことを思い出しながら歌っていましたね。
こもり校長:初めて「シャルル」を世の中に出して認知されたときと今では、立場も環境も違うと思いますけど、近しい媒体から発信されてまた話題になるというのがおもしろいなと思いました。
須田:たしかにそうですね。そういう広い視野で振り返っても、感慨深かったです。
こもり校長:最初に出てきたときは、世界観、規模感が小さいと言われていた音楽ジャンルかもしれないですけど、実は多角的に見える場所にいたんだな……と観ながら思いました。ボカロとかそういうもの自体も、ちょっと先を行ってたのかもしれない、とか。
須田:そうですね。特にボカロカルチャーは……昔で言う「ボカロっぽさ」みたいなものは、実は結構前からなくて。いい意味で何でもアリというか、土俵が同じ感覚があるじゃないですか。というものを、THE FIRST TAKEという場所であらためて歌わせてもらえたのが、すごくうれしかったです。
こもり校長:THE FIRST TAKEバージョン(「ダーリン - From THE FIRST TAKE」「シャルル - From THE FIRST TAKE」)として、あらためて2曲が配信されるのはどういう気持ちですか?
須田:いや〜、不思議な感覚ですよね。基本的にTHE FIRST TAKEって、あの緊張している感じも“観ながら聴く”じゃないですか。でもこの音源は、“耳からの情報だけ”でその緊張感が伝わりますよね。僕はまだその音源だけを聴いていないんですけど、聴いた人がどういう一節から緊張感を切り取るんだろう、というのは楽しみですね。
◇
須田景凪さんは、9月から初の全国ツアー「須田景凪 TOUR 2023 "Ghost Pops"」を開催。前回予定していたツアーは、コロナで開催2日前に中止になってしまったということで、「初めての全国ツアーというだけでなく、あのときにできなかった悔しさや3年間で溜め込んだものがいっぱいあるから、大事なものになるというのはすでに確定していて。その上で何を残せるんだろう、というのを今まさに考えています」と話していました。詳細はオフィシャルサイト https://www.tabloid0120.com/まで。
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聴取期限 2023年6月28日(水)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)
放送日時:月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/
「THE FIRST TAKE」は、アーティストが一発撮りのパフォーマンスをするYouTubeチャンネルです。須田さんはボカロP時代に発表した代表曲「シャルル」と5月にリリースしたメジャーセカンドフルアルバム『Ghost Pop』の収録曲「ダーリン」を披露しました。この2曲は番組内で初オンエアされ、日付けが変わった6月21日(水)0時に配信リリースされました。
――THE FIRST TAKE は「一発録りだからこそ成り立つ空間」
こもり校長:須田景凪先生は先日、THE FIRST TAKEで「シャルル」と「ダーリン」の2曲を歌いました。THE FIRST TAKEに参加するって、どういう気持ちなんですか?
須田:緊張しますけど、なんだろうな? ライブでもなければ、レコーディングでもないじゃないですか。
こもり校長:たしかに。
須田:あそこって不思議な空間で……コンデンサーマイクを前にして歌うってレコーディングの風景なんですけど、レコーディング風景でありつつもライブ感を出すっていう。本当に、あそこでしかあり得ない空気感なんですよね。
こもり校長:うんうん。
須田:だから、めちゃくちゃたくさんイメトレして行ったんですけど、あの部屋に入ったらもう! 「全然違う空気だ……!」と思って(笑)。
こもり校長:おもしろい(笑)。イメトレって何をイメージしたんですか?
須田:急に真っ白の部屋に入れられて、「今から歌え」って言われても歌えるようにイメージしようと思ったんですけど……。やっぱり自分の足であの場所に行って、目の前にマイクがあって「今から始まるんだな」と考えると……イメージしきれなかったです(笑)。
COCO教頭:(笑)。勝手なイメージですけど、めっちゃ静かそうです。
須田:めっちゃ静かなの! マジで!
こもり校長:そうなんだ!
須田:「今からお願いいたします」ってなった瞬間に、スタッフさんがみんな黙るんですよ。さっきまであんなにニコニコしてたのに、みんな“サっ”て黙って……「マジで!?」と思って(笑)。
校長・教頭:(笑)。
COCO教頭:それは緊張しますよね。
須田:そうですね。でも、だからこそ自分も入りこめたんですけどね。本当に関わる人全員で緊張感を作ってやっているし、もちろん一発録りだし。一発だからこそ成り立つ空間なんだな、とすごく感じましたね。とにかく新鮮でした。
COCO教頭:すごい経験でしたね。
こもり校長:「シャルル」に関しては、(バルーン名義の)ボカロP時代に世の中に解き放った曲じゃないですか。それから時を経て自分自身が歌うってなって、何か違う思いがあったんですか?
須田:ありましたね。「シャルル」という曲は、セルフカバーのほうが聴かれているという背景もあるんですけど……この曲は、自分がまだ音楽で生活していこうと考えていなかったころに、もうちょっとフワフワした感じで、ただ好きで作ったというか。めちゃくちゃ狭い部屋の隅で机に向かってコソコソ作っていたんですけど、それが数年経ってすごく影響力のあるチャンネルで歌わせてもらうというのは……いろんなことを思い出しました。それこそ「シャルル」を書く前、自分が作曲というものを始めるにあたって何を考えていたか、とか……本当にいろんなことを思い出しながら歌っていましたね。
こもり校長:初めて「シャルル」を世の中に出して認知されたときと今では、立場も環境も違うと思いますけど、近しい媒体から発信されてまた話題になるというのがおもしろいなと思いました。
須田:たしかにそうですね。そういう広い視野で振り返っても、感慨深かったです。
こもり校長:最初に出てきたときは、世界観、規模感が小さいと言われていた音楽ジャンルかもしれないですけど、実は多角的に見える場所にいたんだな……と観ながら思いました。ボカロとかそういうもの自体も、ちょっと先を行ってたのかもしれない、とか。
須田:そうですね。特にボカロカルチャーは……昔で言う「ボカロっぽさ」みたいなものは、実は結構前からなくて。いい意味で何でもアリというか、土俵が同じ感覚があるじゃないですか。というものを、THE FIRST TAKEという場所であらためて歌わせてもらえたのが、すごくうれしかったです。
こもり校長:THE FIRST TAKEバージョン(「ダーリン - From THE FIRST TAKE」「シャルル - From THE FIRST TAKE」)として、あらためて2曲が配信されるのはどういう気持ちですか?
須田:いや〜、不思議な感覚ですよね。基本的にTHE FIRST TAKEって、あの緊張している感じも“観ながら聴く”じゃないですか。でもこの音源は、“耳からの情報だけ”でその緊張感が伝わりますよね。僕はまだその音源だけを聴いていないんですけど、聴いた人がどういう一節から緊張感を切り取るんだろう、というのは楽しみですね。
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須田景凪さんは、9月から初の全国ツアー「須田景凪 TOUR 2023 "Ghost Pops"」を開催。前回予定していたツアーは、コロナで開催2日前に中止になってしまったということで、「初めての全国ツアーというだけでなく、あのときにできなかった悔しさや3年間で溜め込んだものがいっぱいあるから、大事なものになるというのはすでに確定していて。その上で何を残せるんだろう、というのを今まさに考えています」と話していました。詳細はオフィシャルサイト https://www.tabloid0120.com/まで。
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聴取期限 2023年6月28日(水)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)
放送日時:月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/