iPhone 16、次世代Wi-Fi 7のサポートでなにが変わる?
2024年のリリースが期待される「iPhone 16(仮称)」にて、次世代通信規格「Wi-Fi 7」がサポートされる可能性が高いことを、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。
現行モデルの「iPhone 14」シリーズでは、Wi-Fi規格として「Wi-Fi 6」をサポートしています。一方でWi-Fi 7は、2023年にドラフト版、2024年に確定版のリリースが期待されています。
Kuo氏によれば、iPhone 16ではWi-Fi 7をサポートすることで、同じネットワーク上のハードウェアを統合し、より良いユーザー体験が提供できると言及しています。
具体的にiPhone 16がWi-Fi 7をサポートすることで、40Gbps以上の通信速度が実現する可能性があります。これはiPhone 14や「Wi-Fi 6E」の最大4倍にも達するスペック。さらに「Multi-Link Operation」による複数帯域での同時通信で、通信の遅延が小さくなることも期待されているそうです。
iPhone 16では本体スペックの向上だけでなく、オンラインゲームの通信環境がさらに快適になるなどの、使い勝手の改善もできそうです。
Source: Ming-Chi Kuo / Twitter via 9to5Mac