インテルサットは、日本航空(JAL)の約50機の機内Wi-Fiを「2Ku」に刷新すると発表した。

ボーイング737型機とボーイング767型機の約50機が対象となる。すでにエンブラエルE190型機には「2Ku」を導入しており、2024年末までに14機への導入を完了する見通し。

「2Ku」では、薄型のレドームで燃費効率が向上し、低コストでより多くの帯域幅が得られる。出発ゲートから到着ゲートまでの間通信ができ、ビデオストリーミングもサポートできる。

JALは、インテルサットにとって米国以外で初の民間航空会社の顧客として、2014年から機内インターネットサービスを導入している。新端末ではジンバルアンテナに代わり、機械的に固定されたフェーズドアレイ・アンテナを搭載している。現在の高スループット衛星のほか、2025年にも新しいソフトウェア定義衛星(SDS)でも動作するという。