日本航空(JAL)は、国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を、8月発券分から引き下げる。

航空燃料のシンガポールケロシンの市況価格の2か月間の平均を、2か月間の為替レート平均で円換算した際の金額に応じて燃油サーチャージの徴収すると定めている。4月から5月までのシンガポールケロシンの市況価格は1バレルあたり平均93.12米ドル、1米ドル135.35円だったため、円貨換算額は12,604円となった。

8月1日から9月30日までの発券分の日本発旅程では、いずれも片道あたり、韓国・極東ロシア線は2,900円、韓国・モンゴル以外の東アジア線は7,100円、グアム・パラオ・フィリピン・ベトナム・モンゴル・ロシア(イルクーツク)線は9,200円、タイ・マレーシア・シンガポール・ブルネイ・ロシア(ノヴォシビルスク)線は15,000円、ハワイ・インドネシア・インド・スリランカ線は18,400円、ハワイを除く北米・ヨーロッパ・中東・オセアニア線は28,800円となる。

■燃油サーチャージ額(2023年8月〜9月/日本発旅程・片道)

韓国・極東ロシア 2,900円

韓国・モンゴル以外の東アジア 7,100円

グアム・パラオ・フィリピン・ベトナム・モンゴル・ロシア(イルクーツク) 9,200円

タイ・マレーシア・シンガポール・ブルネイ・ロシア(ノヴォシビルスク) 15,000円

ハワイ・インドネシア・インド・スリランカ 18,400円

ハワイを除く北米・ヨーロッパ・中東・オセアニア 28,800円