木の枝に卵を産む希少な″モリアオガエル″が産卵の時期迎える 日光市・田母沢御用邸記念公園
日光市の田母沢御用邸記念公園では木の枝に卵を産む希少なモリアオガエルが産卵の時期を迎えています。
ソフトボールほどの大きさの白い泡状の塊。こちらが山間部に生息するモリアオガエルが産んだ卵、卵塊」です。
モリアオガエルは毎年5月から7月にかけて産卵の時期を迎え水の中ではなく、木の枝などに卵を産み付けます。
泡の塊の中には300から500ほどの数の卵があり卵を守る役割を果たしています。
今年(2023年)は去年より10日ほど遅い先月24日に園内で初めて見つかり、これまでに池の周りのモミジの木の枝や草の中など8カ所で確認されました。
これから泡の中で卵がふ化してオタマジャクシに成長し2、3週間後に雨のしずくとともに水面に落ちるということです。
この様子は7月中旬ごろまで見られます。