インテル:インザーギ監督と攻撃陣が批判に回答、CL4強進出へ
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ここのところはインテル・ミラノにおいて、シモーネ・インザーギ監督の進退問題が取り沙汰されてきたものの、やはりトーナメントでの強さをここでも発揮し、水曜夜にはチャンピオンズリーグ準決勝進出を果たしてみせた。特に後半では2失点を許す展開にはなったものの、最後まで勝ち抜けを脅かすことはなく「倒すことが困難であるベンフィカを相手にして、我々は素晴らしい試合をみせていたね」と指揮官はコメント。そして自身への批判の声については「批判については問題はない。どこからきているのかもわかっているし、時に適切なこともあるのだし」とあまり意に介していない様子をみせていた。
インテルの選手たちもまた今回の準々決勝では最近の批判に応えるパフォーマンスを披露。ホアキン・コレアは実に172日ぶりのゴールを記録しており、同選手は「これほどまでに長い間、得点を決められなかったわけだから。これは自信につながるものだよ。ネットにボールが包まれるとストライカーとしては笑顔になるものだからね」と喜びを述べている。
インザーギ監督は攻撃陣について「私としてはルカク、ジェコ、コレア、マルティネスら全員をオプションとしたいのだが、先月を除いてはそれが果たせたことは1度もない。私としては全員の力を必要としているし大いに助けとなってくれるものだよ」と強調。また2失点したことについてもコレアは問題視しており、これからリーグ戦では来季のチャンピオンズリーグ出場権をかけて改善をはかっていかなくてはならない。
マルティネスは「これから特別なダービーを迎えるところだし、これの意味するところは十分に理解しているよ。今はリーグ戦のこと、ここで勝ち点を積み重ねていくということを考えていかなくてはいけないし、でもそれと同時にチャンピオンズリーグのことも考えていかないとね」と語った。