東エレク、ルネサス、東応化など半導体関連への買い目立つ、米半導体株高が波及◇

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 東京エレクトロン<8035.T>やレーザーテック<6920.T>など半導体製造装置関連の主力株が高いほか、半導体シリコンウエハー大手のSUMCO<3436.T>、車載用半導体のトップメーカーであるルネサスエレクトロニクス<6723.T>、半導体フォトレジスト首位の東京応化工業<4186.T>など半導体関連セクターへの買いが顕著となっている。

 前日の米国株市場ではマイクロンテクノロジー<MU>が8%超の急伸をみせたほか、エヌビディア<NVDA>、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>など半導体主力株が買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は5日ぶりに切り返した。パソコン出荷の急減などで半導体市況は低迷しているものの、年後半の回復を織り込む形で関連株は上昇トレンドを形成するものが多くなっており、東京市場でもこの流れに乗る形となっている。

出所:MINKABU PRESS