東京株式(寄り付き)=買い優勢、米株高と円安が追い風に

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 11日の東京株式市場は買い優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比262円高の2万7895円と続伸。

 前日の米国株市場ではNYダウが朝安後に切り返し3日続伸した。ナスダック総合株価指数の方はわずかに安く引けたものの、寄り後は同じく戻り足をみせた。前週末発表の3月の米雇用統計を受け、5月のFOMCでFRBが利上げを継続するとの見方が強まったものの、その後は米リセッション懸念が後退したことを好感する形で買いが優勢となった。東京市場でもこれに追随する動きとなっている。外国為替市場でドルが買われ、大幅なドル高・円安に振れていることも、輸出セクターを中心に追い風材料となっている。

出所:MINKABU PRESS