三笘薫は「プレミアで何者にでもなれる」 日本人MFに“衝撃”…ブライトン会長「この選手は特別だ」
CEOバーバー氏、ブルーム会長が三笘に衝撃を受けた事実を明かす
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、今季プレミアリーグでブレイクを遂げ、現在6位と躍進を続けるチームの原動力としての活躍を見せている。
そんななか、クラブCEOを務めるポール・バーバー氏は、日本人アタッカーがトニー・ブルーム会長に衝撃を与えたことを明かしている。
三笘は今季、レンタル先のベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズからブライトンへ復帰すると、プレミア初挑戦ながら目覚ましい活躍を披露。昨年のカタール・ワールドカップ後、勢いは加速する一方で、リーグ戦では日本人の1シーズン単独トップとなる7ゴールをマークしている。
英国での大ブレイクにより、今や欧州内のビッグクラブから熱視線を浴びるまでに成長した三笘。そんな25歳の日本人アタッカーの躍動ぶりは、クラブ会長にとっても衝撃的だったようだ。
英メディア「HITC」は、クラブCEOを務めるバーバー氏が三笘に言及したコメントを紹介。今夏に他クラブへ“流出”した際の準備は整っているとしつつ、ブルーム会長との談話を引き合いに「ミトマは、会長が最も興奮していた選手だった。『ポール、この選手は特別だ、プレミアリーグで何者にでもなれる』と言っていたよ」とも明かし、三笘がいかにインパクトをもたらしたかを述べた。
ドイツの移籍専門サイト「トランスファーマルクト」によれば一躍、人気銘柄となった三笘の最新市場価値は2200万ユーロ（約32億円）と査定され、J1川崎フロンターレから加入時（2021年）の180万ユーロ（約2億5千万円）からおよそ12倍へ。直近のボーンマス戦（2-0）ではブライトンの選手として初となる5試合連続での得点関与の記録を達成したなか、さらなる飛躍へ期待が懸かる。（FOOTBALL ZONE編集部）
