成人女性1078人に睡眠にまつわる意識調査の結果は…

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 生活情報誌「オレンジページ」(オレンジページ)が、読者アンケートで暮らしにまつわる旬の話題やちょっとしたトピックを調査する企画「ほぼ1000人にききました」で、国内在住の成人女性1078人に睡眠にまつわる意識を調査し、その結果を発表しました。調査は、1月21〜27日にかけ、「オレンジページメンバーズ」を対象に行われました。

 現在の「睡眠に全体的に満足しているかどうか」を質問したところ、「やや不満」が38.0%、「不満」が19.0%と、回答した人を合わせて過半数となる57.0%の人が睡眠に不満があると分かりました。

 睡眠に不満がある人にその内容を具体的に聞いたところ、3位が「眠りが浅い気がする」で43.1%、2位が「何度か目が覚める」で52.2%、1位が「寝ても疲れが取れない」で57.7%という結果でした。

 回答者からは「朝起きた瞬間から疲れている。睡眠で体力が回復した実感がない」(30代)、「目を覚ますと1〜2時間は寝つけない。あっという間に起床時間になってしまう」(50代)など、熟睡できていないと感じている声が多数、寄せられたということです。

 また、睡眠時間にも調査を実施。平日の睡眠時間を聞いたところ、トップは31.9%の「6〜7時間未満」で、次いで30.2%の「5〜6時間未満」、22.3%の「7〜8時間未満」でした。

「早く就寝したいけれど、できない理由」についても聞くと、「スマホを見てしまうから」が40.4%と最も多く、続いて「夜は自分ものんびりしてしまうから」が37.2%、「食器を洗う、洗濯をするなどの家事が終わらないから」が36.2%という順になりました。

 同社は、調査結果を受けて、「なかなか理想の睡眠時間を確保できないからこそ、眠りの質を上げて心身をしっかり休ませたいもの。自分に合った方法を見つけて、すっきり目覚められるようになるといいですね」とコメントしています。