映画・ドラマ出演が相次ぐ前田敦子、今年も活躍に期待!経験を経て深みのある女優へと成長

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現在公開中の映画『そして僕は途方に暮れる』『あつい胸さわぎ』に出演しているほか、3月から放送・配信スタート予定のドラマ『ウツボラ』(WOWOW)などにも出演することが決定している前田敦子。近年は出演作品も多く、女優として存在感を増している印象だ。本記事では、そんな前田の2022年の活躍を振り返ると共に、今後見せてくれるであろう女優としての“輝き“にフォーカスしたい。

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2022年の前田は、映画『コンビニエンス・ストーリー』『もっと超越した所へ。』『そばかす』という3本の映画に出演し、女優として目覚ましい活躍を見せた。そんな前田について、『もっと超越した所へ。』で共演したSexy Zoneの菊池風磨は、恋人役の前田に対して、「気さくな方だなと思いました」「僕は人見知りなんですけど、壁を壊してくれる感じ」と印象を明かしており、前田は女優としての経験を重ねるにつれて、現場の雰囲気を作るという役割も担っていたようだ。昨年12月に「日本中小企業大賞 2022」授賞式に出席した際には、2022年を振り返って「目まぐるしかった」「あんまり覚えていないなって思います」と話しており、例年以上に多忙な年だったことがうかがえる。

同イベントの中で「来年は毎日を確認しながら生活していきたい」と語っていた前田だが、2023年も話題作への出演が相次いでいる。現在公開中の映画『そして僕は途方に暮れる』では、主人公・裕一(藤ヶ谷太輔)と同棲している彼女の鈴木里美役として出演。公式サイトのコメントで「里美は自分でもとても思い入れの強い役」「自分も映画に呼んでもらえて、うれしかった」と話しており、同名舞台からの継続出演を果たしたことに喜びを覗かせていた。また、演じるにあたっては、舞台と映画の違いを感じたことを明かしながらも「今回は楽しめた様な気がします」とも語っており、今作への出演は前田にとってもかけがえのない経験になったのではないだろうか。

また、前田はWOWOWオリジナルドラマ『ウツボラ』にて主演を務めることも発表されている。『同級生』シリーズなどで知られる漫画家・中村明日美子によるサイコサスペンスで「このマンガがすごい2011」第7位にランクインするなど、ミステリアスな展開と官能的な描写が話題を呼んだ本作。謎の死を遂げた美しい女性「朱」と、彼女の双子の妹と名乗る「桜」の一人二役に挑戦する前田は、公式サイトでは「桜になるためには何が必要か、朱になるためには何が必要か、話し合いながら、細かく作り上げていきたいです」と意気込みを語っており、難しい役をどのように演じ分けるのか、注目だ。

他にも、4月から放送予定の、育休中の男性刑事が事件に巻き込まれ、育児中だからこそ気付いたヒントをもとに事件を解決していくライトミステリー『育休刑事』(NHK)への出演も決定するなど、2023年もますます女優としての勢いが増している前田。多くの作品で経験を重ね、常に真剣に役へと向き合ってきたからこそ、輝きを放つことができるのだろう。今年も前田の活躍に注目だ。