同居する長男が自宅で倒れているのを発見しながらも放置し、遺棄したとして７３歳の母親が逮捕されました。

保護責任者遺棄の疑いで逮捕されたのは呉市広中町の無職の女（７３）です。

今月２５日ごろ自宅で５１歳の長男が倒れているのを発見しながらも、放置し遺棄した疑いがもたれています。

女から「息子が死んだ。どうにかならないか」と相談を受けた人が警察に通報し、２７日台所でうつぶせになって倒れている長男を発見。その場で死亡が確認されました。

長男に目立った外傷はなかったということです。

女は警察の調べに対し「倒れていた長男を放置していた」と容疑を認めています。

また、この母親は長男とのトラブルについておよそ５年前と今月の２回警察に相談していたということです。

警察は詳しい事情や死因について調べています。