″ほぼポッキー″!?な「ショコラ干し芋」作ってみた！チョココーティングでお味は「あ、ゴディバ風」【農家直伝】
【さつまいもの無限レシピ！】農家に教わる「大学芋」は甘～い蜜がたっぷりの【懐かしおやつ】
今回レシピを教えてくれたのは、茨城県ひたちなか市・小池農園の小池一彰さん・幸代さん夫妻。同市は干し芋の産地としても有名で、小池さんのおうちも代々干し芋を作り続ける農家です。
「うちの娘もチョコレートと組み合わせるの大好きでよく食べてますよ！干し芋はそのまま食べても、もちろんおいしいですがたまにはアレンジもしたくなります（笑）。今回のレシピはチョコレートを溶かして付けるだけのお手軽レシピですが、おしゃれな見た目にびっくりすると思いますよ」（幸代さん）
さつまいもとチョコレートのマリアージュ、一体どんな味なんでしょうか？さっそく作ってみましょう！
高級店風の映え感♪「ショコラ干し芋」
材料（作りやすい分量）
干し芋…3枚（80g）
板チョコ…1枚（50～60g）
作り方
1．干し芋をスティック状に切る。
2．チョコレートを一口サイズに割り、500Wのレンジで1分加熱してからかき混ぜて溶かす。加熱が足りなければ追加で10秒加熱して混ぜる。
3． 溶かしたチョコレートに干し芋の半分くらいまでを浸し、クッキングシートを敷いたバットに並べる。
4． 冷蔵庫で10分冷やして、チョコレートが固まったら完成。
見た目がかわいい～！これはショコラ専門店のケースにあってもおかしくないぞ…（自画自賛）。まさか素朴な干し芋がこんなに洗練された見た目になるなんて♪
しかし、このビジュアルどこかで見たことが…？
出典：写真AC
上は参考写真ですが、オレンジピールをチョココーティングした「オランジェット」です。ほら、ショコラ干し芋ってオランジェットみたいじゃないですか!?
一口食べると、もぎゅっとした食感のあと、コーティングされたチョコの口溶けがたまらないです♡
もぐもぐしてるとさつまいもの風味もふんわり。後半はチョコがかかってないので、干し芋の旨味が口の中いっぱいに広がります！この味の変化のおかげで飽きがこないのか～と思いながら、ついもう一本、あと一本…と手が伸びてしまいました（笑）。
グラスに入れたり、スレートプレートに盛りつけたりするだけで、さらにおしゃれ度もアップ！ラッピングすればバレンタインにもぴったりですよね。
作るのも簡単で大量生産しやすいので、子どもたちの友チョコにもいいかも。今年のバレンタインスイーツの候補はこれに決まりです◎
いつもの干し芋も、チョコレートをまとわせれば、ちょっぴり特別感のあるスイーツに変身！ぜひ皆さんも、お好みの板チョコでチャレンジしてみてくださいね～。
干し芋に使うさつまいもは濃厚な「ねっとり系」
小池さんには、ショコラ干し芋のレシピのほか、干し芋生産についてもお話を伺いました。
原料のさつまいもは、甘みの強い品種を使うそうです。
「うちでは『ほしこがね』『紅はるか』を使っています。ほしこがねは干し芋のために開発された品種なんですよ。名前のとおり美しい色と、上品な甘みが特徴です」（一彰さん）
焼き芋にしてもおいしい、ねっとり系のさつまいも。その旨味がさらにギュギュッと凝縮されると思うだけでよだれが…（笑）毎日食べたいくらいです！
「うちでは200g、400g、1kgの各サイズを用意してます。うちの干し芋が大好きな方の中には、何十箱も買っていく方もいるんですよ。3年前から通販を始めたんですが、リピーターの方も増えてきてありがたいことです」（一彰さん）
小池さんが作る干し芋が気になる方はサイトをチェック。販売時期についても随時お知らせしています。
https://www.koike-farm.com/shop/products/list.php?category_id=0
小池農園
小池一彰さん・幸代さん
120年続く干し芋農家の4代目。味と品質にこだわり、昔ながらの手作業と機械を併用して、おいしい干し芋を作り続けている。3年前から始めた通販サイトをきっかけに全国的にファンが増え、シーズンの秋になるとすぐに売り切れてしまうほど。安全で衛生的な干し芋を生産している証「ほしいも三ツ星生産者」の認定を受けている。
Instagram：https://www.instagram.com/hoshiimo_koike/
公式サイト：
https://www.koike-farm.com/
