行方不明のジュリアン・サンズ、兄弟がコメントを発表「逝ってしまったと思っている」
1月13日（金）に、ロサンゼルス北東部バルディ・ボウルの登山エリアで行方不明になった英国俳優ジュリアン・サンズは、現時点でも発見されていない。消息を絶ってから2週間近くが経ち、ジュリアンの兄弟であるニック・サンズが「逝ってしまったと思っている」とコメントを発表した。
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嵐で捜索活動できず…
13日に、バルディ・ボウルで登山中だったジュリアンの行方が分からなくなったとの通報が入り、すぐに地上班が駆けつけて捜索を開始。しかし、現地は雪崩の危険性と登山道の状態により、およそ24時間にわたる捜索後、14日（土）夕方に捜索隊は引き上げざるを得なくなった。
当局は、ヘリコプターやドローンによる断続的な捜索を続けていたが、その後も捜索隊が4日以上出動できない日が続いていた。英BBCによると、現在も現地では激しい嵐が捜索活動を妨げており、カリフォルニア州当局はジュリアンの所在を突き止められずにいるとのこと。
「さよなら」を告げた
英ノースヨークシャー州のガーグレーブに暮らすニックは、すでにジュリアンに「さよなら」を告げたと言い、「私は、彼が逝ってしまったという事実と折り合いをつけました。それが、この事態に私が対処した方法です」とコメント。ニックは、山で負傷して倒れているかもしれないジュリアンのことを考えるよりも、死を受け入れる方が気持ちが楽になるとも述べたが、ジュリアンの妻と三人の子どもたちは発見を諦めていないという。
今の時点では、ジュリアンが居た場所を示す証拠すらも発見されていないとのこと。熱心な登山家として知られるジュリアンは、過去のインタビューで、「私は登山が大好きで、長年にわたってアルプス山脈で多くの時間を過ごし、アンデス山脈やアラスカ、アメリカの山脈でも多くの時間を過ごしました」と語っていた。一刻も早くジュリアンが発見されることを願いたい。（海外ドラマNAVI）
