「ゴツSUV」に激速「スープラ」も! トヨタがカスタムカーの祭典「SEMAショー2022」に大量出展
13台のカスタム車がトヨタのブースで展示される
トヨタは2022年11月1日、アメリカ・ラスベガスで2022年11月1日から4日まで開催される世界最大級のカスタマイズカーショー「2022 SEMA Show(以下SEMAショー2022)」に出展中の車両を発表しました。
車両は米国内外のビルダーなどがカスタムを手掛け、合計13台が展示されます。
SEMAショーはアメリカ・ラスベガスで開催される世界最大級のカスタマイズカーショーで、北米のみならず世界各国からカスタムショップや自動車メーカーが出展。自動車カスタム文化の最先端となっています。
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今回のSEMAショー2022においてトヨタが同社のブースで展示するクルマは、レース・ストリート向けにカスタムされた車両と、オフロード向けにカスタムされた車両の両方となっています。
10月28日に動画で改造内容や工程を公開し、SEMAショー2022への出展を事前に予告していた「GRカローラ ラリー コンセプト」、自動車写真家のラリー・チェン氏による「GR86 デイリー ドリフター」、さらにドラッグレース向けに改造された2台の「GRスープラ」は完成後の姿が披露されました。
さらに、「GR86」のワンメイクレース仕様となった「GR86カップカー」と、NASA(全米自動車スポーツ協会)ナショナル チャンピオンシップ レースで先導車として活躍する「GRカローラ ペースカー」も展示されます。
オフロード仕様車では、米国で人気の大型SUV「セコイア」や大型ピックアップトラックの「タンドラ」のカスタム仕様などが複数台展示されています。
「セコイア“シンバ”」と「タンドラ“オリオン”」は人気のテレビ番組を持ち、人里離れた地域を冒険するチーム「エクスペディション オーバーランド」がカスタムを手掛けたクルマです。長距離の冒険を成し遂げつつ、番組を制作するための特別な装備を持ち、高められた悪路走破性能と撮影クルーをサポートするための快適性能などが特徴となっています。
「セコイア TRD Pro アドベンチュアラー」は、2023年型のセコイアをベースにトラックアクセサリーを手掛ける「ウエストコット デザインズ」によりフロント3インチ、リア1.75インチリフトアップされ、ルーフトップテントやリアラダーなどを装備、オフロード向けのカスタムが施されています。
もう一台のセコイアのカスタム車「アルティメイト オーバーランディング セコイア TRD オフロード」は「4WD トヨタ オーナー マガジン」の発行者によるカスタム車両。3インチリフトアップやウインチ、ルーフテントなどを装備しています。
また今回、オーストラリアでキャンピングトレーラーやオフロード車のカスタムを手掛ける「パトリオット キャンパーズ」がSEMAのトヨタブースに出展。
オーストラリアの荒野を走行できる仕様となった「ランドクルーザー70」2台と、1977年式の「ランドクルーザー40」を公開しています。
SEMAショー2022は11月1日から11月4日(現地時間)までの4日間の開催となっています。