ほぼ家みたいな新型「車中泊仕様」初公開! 木製室内に感激! 通勤&キャンプ可能な「VanBase」発売
通勤からキャンプ対応の2WAY仕様「VanBase」とは
通勤からキャンプまで対応した2WAY仕様のキャンピングカー「VanBase」をナイルが2022年10月6日に発売しました。
2WAY仕様のキャンピングカーとは、どのようなものなのでしょうか。
キャンピングカーの国内総保有台数は年々増加し続けており、2016年には10万台を超え、2020年には12万7400台(前年比約106.7%増)となっています。
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さらに日本RV協会によれば2020年の販売総額は、過去最高となる582億2389万円(前年比約10%増)を記録しました。
この背景には、ここ数年続いてきたキャンプブームに加え2020年以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響により「3密」を避けながら非日常を楽しめるレジャーとして注目されたこと。
さらにキャンピングカーにおいては、好きな場所でテレワークを可能にする“移動オフィス”としても新たに注目を集めたことが挙げられます。
こうしたキャンピングカーの需要が高まりのなかでもとくに軽キャンパーの人気が拡大しています。
軽キャンパーの魅力は、普通車のキャンピングカーに比べて車体がコンパクトで運転しやすく、ベースが軽自動車なので車両本体価格や維持費も安くて利用しやすい点がメリットです。
一方で、実際に利用する場合に「普段使いがしづらい」、「通勤用とキャンプ用で車を2台持つのは難しい」、「キャンプギアを持っている場合は不要な機能がある」といった課題が存在しました。
そうしたなかでナイルでは、これらの声に応えた新しい軽キャンパーとなるVanBaseを開発。
スズキ「エブリイ」をベース車両としたVanBaseは、ベースの使い勝手をそのままに、通勤や買い物などの普段使いからフルフラットのシートでキャンプなどの車中泊にも対応したキャンピングカーです。
これまでのキャンピングカーは、キッチンや水道、冷蔵庫などの機能が採用され、キャンピングカーでキャンプを本格的に楽しみたいコアなファンに向けた仕様となっていました。
しかし、キャンプを楽しみたいユーザーには自分のキャンプギアを持っており、キャンピングカーに搭載された機能を利用しないといった人も存在。
そこでVanBaseでは、あえてキャンピングカーに搭載される機能を排除しているのが特徴だといいます。
さらに近年注目される車中泊を想定し、後部座席を収納すれば奥行172cm×横幅135cmの完全フルフラットな空間を実現。
これにより、快適な睡眠スペースを確保できるほか、リモートワークや趣味の時間などさまざまな用途で活用可能です。
荷室には木材を使用。森林の香りが気分を盛り上げます。また、荷室に収納してあるテーブルを引き出せば、アウトドアリビングに変貌するなど開放的な空間で食事などが楽しめます。
また断熱性と遮熱性には強いこだわりがあるといいます。
断熱塗料にはNASAのスペースシャトルでも採用された「GAINA」を使用するほか、オプションで窓には紫外線100%/赤外線99%をカットする特許申請フィルム「ahead-TSM90C」を選ぶことが可能です。
これにより室内温度が過度に上昇することもなく、車内でも快適に過ごせるうえに、熱と紫外線を徹底的にカットするため日焼け対策の負担も軽く、心地よい空間で毎日の運転を楽しめるといいます。
価格は190万5320円から211万9600円となり、別途オプションが設定されています。