(C)平松さとし

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 現地7日、フランス・ドーヴィル競馬場で行われた、モーリスドゲスト賞(G1・3歳上・芝直線1300m・1着賞金=約3000万円)に、日本から参戦したキングエルメス(牡3・栗東・矢作芳人)が坂井瑠星騎手で参戦し、14頭立ての着外に敗れた。勝利したのはイギリスのハイフィールドプリンセス。勝ちタイムは1分15秒30。キングエルメスは好スタート好ダッシュを決めてレースを引っ張る形に。レース中盤でやや手が動きはじめ。ラスト200m付近まではなんとか踏ん張っていたがラストは一杯になり、徐々に遅れをとって着外に敗れた。

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キングエルメスはハナを切るもラストは失速

11着 キングエルメス
坂井瑠星騎手
「スタートは速かったですし、あのスタートなら行くしかないと思いました。状態もすごく良かったし、前回より頑張ってくれました」

矢作芳人調教師
「まだちょっとこのクラスでは力が足りなかったのかなと…。非常に馬の状態が良かっただけにこの結果はそこを認めないといけないかなと思います。この前よりはだいぶ走っているなという感じはするんですけれども、直線競馬ということですよね。息の入れ方がちょっと難しかったようにも思います。状態良かっただけに、やはりこの着順であることはやっぱり認めないといけないかなと思いますし、何よりも今回の遠征を通して、馬が成長しているのを感じているので、これをやはり日本に帰って生かさないといけません。そこからが勝負だと思っています。応援していただいたのに、結果出せず非常に悔しいですし残念です。また応援してください」