(C)Hiroki Homma

写真拡大 (全2枚)

 30日、新潟競馬場で行われた障害G3・新潟ジャンプステークスは、ホッコーメヴィウスが重賞初制覇。鞍上の黒岩悠騎手も初重賞制覇で、人馬ともに嬉しい勝利となった。

新潟ジャンプステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 ホッコーメヴィウス
黒岩悠騎手
「率直に嬉しいですけれども、20年以上経ってたということで気恥ずかしさもありながら、けど本当に嬉しいです。今年も沢山良い馬に乗せていただいていて、メヴィウスはずっと前から乗せていただいているんですけど、良い流れでここに持ってこれたかなと思います。特に作戦というものではないですけど、馬のスピードを生かした、僕が馬の邪魔をしないように乗ろうと心掛けただけなので、結果的にあの形になりました。(道中は)安定していました。けっこうキャリアもありますので、走っている競馬場ですし、飛越に関しては全然心配していなかったです。道中のペースはそこまで速いと思ってなかったので、むしろ遅いくらいで。馬場が開幕だったというのと、色々上がりも速かったと思うんですけどビックリしました。ずっとチャンスをいただいていて、勝ちきれない競馬が続いていたので、絶対にどこかで結果を出したいと思っていたので、やっとという思いです。僕のことより、ずっとチャンスを与え続けてくださったオーナーや調教師、スタッフの方々、今日レコードで走り抜いてくれたメヴィウスに感謝の念が絶えないんですけど、これからまだメヴィウスと一緒にジャンプレースも盛り上げていきたいと思うので、応援よろしくお願いします」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 30日、新潟競馬場で行われた8R・新潟ジャンプステークス(J-G3・障害3歳上オープン・芝3250m)は、黒岩悠騎乗の3番人気、ホッコーメヴィウス(せん6・栗東・清水久詞)が勝利した。3/4馬身差の2着に1番人気のゼノヴァース(牡5・栗東・小林真也)、3着にヴァーダイト(牡5・栗東・音無秀孝)が入った。勝ちタイムは3:28.4のレコードタイム(良)。

 2番人気で北沢伸也騎乗、ケイティクレバー(牡7・美浦・清水英克)は、10着敗退。

新潟ジャンプステークスの画像はこちらから

レコードで逃げ切る
(C)Hiroki Homma

 3番人気に支持された黒岩悠騎乗、ホッコーメヴィウスが嬉しい重賞初制覇を飾った。レース序盤から先手を主張。安定した飛越を見せ、勝負どころから後続を突き放しにかかると、最終障害を越えて逃げ込みを図った。ゴール前は1番人気のゼノヴァースが迫ったが、3/4馬身差で見事に逃げ切った。人馬ともに重賞初制覇で、レコード決着のおまけまでついた。

ホッコーメヴィウス 35戦4勝
(せん6・栗東・清水久詞)
父:ダイワメジャー
母:ホッコーメモリー
母父:ダンシングブレーヴ
馬主:北幸商事
生産者:高昭牧場

【全着順】
1着 ホッコーメヴィウス
2着 ゼノヴァース
3着 ヴァーダイト
4着 ニューツーリズム
5着 アサクサゲンキ
6着 ワーウルフ
7着 ヴァイトブリック
8着 マリオ
9着 マイネルグロン
10着 ケイティクレバー
11着 トワイライトタイム
12着 ザメイダン
13着 テイエムコンドル
14着 シンキングダンサー