【ジュライカップ】坂井「残り400mで手応えが…」キングエルメスは11着敗退
現地9日、イギリス・ニューマーケット競馬場で行われた、ジュライカップ(G1・3歳上・芝直線1200m・1着賞金=約5500万円)で、日本から参戦したキングエルメス(牡3・栗東・矢作芳人)が坂井瑠星騎手で参戦し、14頭立て(1頭取り消し)の11着に敗れた。勝利したのはイギリスのアルコールフリー。勝ちタイムは1分9秒47(良)。
矢作師「パワーが必要なのかも」11着 キングエルメス
坂井瑠星騎手
「ゲートの出は少し遅かったですが、すぐにリカバリーできたので問題はありませんでした。日本よりもテンのペースは遅く、ポジション取りは自然とあの位置になりました。残り400メートルで手応えが厳しくなりましたが、その後も頑張ってくれました。状態はフレッシュでしたが、レースのスタイルが日本とは異なりました。これからレース内容を分析して次走に活かしたいと思います」
矢作芳人調教師
「現時点では明確な敗因はわかりませんが、ペースがそれほど速くない中でも、早めに手応えがなくなってしまいました。スピード面では負けていませんでしたが、もう少しパワーが必要なのかもしれません。今日のレース内容をしっかり分析して、次走では巻き返しを図りたいと思います」
キングエルメスはスタートでやや後手を踏むもダッシュを決めて一旦は4、5番手の位置を追走、中盤から徐々に遅れをとり始めて勝ち馬から離れた11番手での入線に終わった。
【全着順】
1着 アルコールフリー
2着 ネイヴァルクラウン
3着 アルトーリアス
4着 クリエイティブフォース
5着 ダブルオアバブル
6着 エマラーティアナ
7着 パーフェクトパワー
8着 ハッピーロマンス
9着 フレーミングリブ
10着 ロマンティックプロポーザル
11着 キングエルメス
12着 カダモスト
13着 トワイライトジェット
出走取消 ブラックロッド