エヒトが勝利、田中勝春騎手は久々の重賞制覇(撮影:下野雄規)

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 10日、福島競馬場で行われた七夕賞(3歳上・GIII・芝2000m)は、中団追走から進出した田中勝春騎手騎乗の6番人気エヒト(牡5、栗東・森秀行厩舎)が、直線に入って後続を一気に引き離し、2着の1番人気ヒートオンビート(牡5、栗東・友道康夫厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒8(良)。

 さらに1馬身差の3着に2番人気アンティシペイト(牡5、美浦・国枝栄厩舎)が入った。なお、3番人気ヒュミドール(セ6、美浦・小手川準厩舎)は5着に終わった。

 勝ったエヒトは、父ルーラーシップ、母ヒーラ、その父ディープインパクトという血統。5か月ぶりの休み明けを重賞初制覇で飾った。田中勝春騎手は2019年の函館記念以来3年ぶりの重賞勝利。