インテル、ディバラ争奪戦をリードも…CEOが気になる発言「攻撃面に問題はない」

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 インテルのCEOを務めるジュゼッペ・マロッタ氏が、今夏の移籍市場で獲得が噂されているアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラについて発言した。『スカイ・イタリア』が5日に報じている。

 ディバラは2021−22シーズン限りでユヴェントスからの退団が決定。7シーズンを過ごした同クラブでは背番号「10」を着用し、公式戦通算で293試合出場115ゴールを記録した。ユヴェントスに移籍する前はパレルモで活躍していたことからセリエAでの実績は豊富で、国内の王座奪還を狙うインテルが先陣を切って獲得へ動いたことが報じられていた。

 これまでの報道通り、現時点でディバラの争奪戦をリードしているクラブはインテルだという。しかし、マロッタCEOは「ディバラを獲得するチャンスはあるが、現在のスカッドは攻撃面で問題がないことを忘れてはならない。インテルには違いを生み出せる選手が何人もおり、監督はその選手たちを最善の方法で管理しなければならないのだから」と発言。一方で、「選手への愛着はまだ残っているよ」とも話しており、今後の動向に注目が集まるコメントを残した。

 ディバラに関してはセリエA王者のミランや、クラブ史上初の1部に挑むモンツァからの関心が報じられている。国外では、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの退団説に伴い、マンチェスター・Uが獲得を目論んでいることが報じられていた。新シーズンまで残された時間が少なくなっている中、ディバラの新天地はどのクラブになるのだろうか。