現在はストークでプレイするアレン photo/Getty Images

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リヴァプールでも主力として活躍して指揮官から重宝されたウェールズ代表MFが、長らく過ごしたストークを退団して今夏に移籍を検討しているようだ。2012年にスウォンジーからリヴァプールへ加入したジョー・アレンだ。

2007-08シーズンにスウォンジーのアカデミーからトップへと昇格したアレンは、2010-11シーズンにチャンピオンシップで40試合に出場してプレミアリーグ昇格に貢献。2012年にはリヴァプールへと就任したブレンダン・ロジャーズ監督がチームに招き入れ、リヴァプールへの移籍を決断する。

ロジャーズ監督から高い評価を受け、“ウェールズのシャビ”と称されたアレンは、リヴァプール加入初年度に27試合に出場。その後も主力として試合に出場するものの、15-16シーズンにロジャーズ監督が解任され、ユルゲン・クロップ監督が就任となる。同年は19試合にとどまり、翌年にはストークへと移籍した。

ストークでは2部降格を経験しながらもチームに残り続け、クラブを支えたアレン。昨季もチャンピオンシップで14位と苦しむチームで中盤から支え、長短織り交ぜた精度の高いパスは健在で、彼のキックから数多くの決定機が生まれており、昨季は41試合に出場するなど高い貢献度を誇った。

英『Liverpool echo』ではそんなアレンが今季限りでチームを退団するのではないかと発表。来季からは古巣で母国ウェールズのクラブでもあるスウォンジーへと移籍を考えているようだと報じている。リヴァプールでは絶対的な存在にはなれなかったアレンだが、その後ストークで中盤からチームに貢献し、欠かせない存在へと成長しているのだ。