昨年度の県内の児童虐待相談件数が過去最多となりました。

家族間の暴力行為を子供の前で行う面前DVが増えているということです。

17日開かれた県議会常任委員会で、県こども家庭センターなどに寄せられた昨年度の児童虐待相談件数は4907件と過去最多となったことが報告されました。

その中で子供の目の前で配偶者などの家族に暴力をふるい、子供に心理的なダメージを与える面前DV(ドメスティックバイオレンス)が増えているという事です。

親が暴力を振るう現場を子どもが目にするとトラウマとして身体の不調をきたしたり、不眠になったりする心理的虐待にあたるということです。

県では虐待と疑われるケースは県こども家庭センターや最寄りの市町の相談機関に連絡してほしいとしています。