マスク着用を拒否し航空機から降ろされた呉市議が、16日市議会の一般質問に立ち、あらためて「ノーマスク」を訴えました。

呉市議会の谷本誠一議員は2月、釧路空港から出発する航空機内でマスク着用を拒んだため機内から降ろされ、離陸が1時間以上遅れました。

これに対しマスク着用の強要は違法だなどとし、航空会社と釧路警察署を相手に損害賠償“1円”などを求める訴えを起こしています。

16日の一般質問で谷本議員は「学校などではマスクを外すように指導するよう徹底するべきだ」などと訴えました。

谷本精一市議「マスクの新型コロナウイルス感染症予防効果にかかるエビデンスは不存在。スーパーコンピューター富岳の研究結果を記載してあたかもマスクに効果があると(している)」

これに対し呉市は「理化学研究所がマスクは7割以上の飛沫の飛散を防止すると示していて感染防止の効果がある」としています。