核禁条約締約国会議へ 松井市長「現実の中で理想を」
核兵器禁止条約締約国会議に出席するためオーストリアのウィーンに向かう広島市の松井市長が意気込みを語りました。
6月21日から開かれる締約国会議で松井市長は、被爆地の市長としてスピーチします。
理想の未来を表す核兵器禁止条約に実効力を持たせる作業を急ぐよう訴えかける予定です。
松井一実市長「市民ベースでこういうことを願っているということをしっかりと腹に据えて、そのための対応としてどういったことをすべきか、現状の中で理想に向けた対応として何か方策はないか真剣に議論する場があっていい」
現地では、NATO=北大西洋条約機構加盟国で、オブザーバーとして出席するノルウェーの軍縮大使など各国代表者とも個別に意見交換する予定です。