16日は南部を中心に晴れ、広島市では真夏日となりました。

そんな梅雨の晴れ間に大雨などの災害に備え、点検などが行われました。

安佐南区緑井ではドローンを使って砂防ダムを点検し、新たに土砂が溜まるなどの異常がないことを確認しました。

この砂防ダムは8年前の土砂災害で土石流が発生したことから建設されたものです。

去年8月の大雨でも土石流が発生しましたが、ダムが土砂を受け止め被害を防ぎました。

中国地方整備局 國時正博副所長「砂防ダムができて効果は出るようになったが決して安心せず早めの非難を心がけていただきたい」

中国電力グループでは中国地方に発生した地震と津波により、発電所や電柱などの送配電設備が故障したという想定で総合防災訓練を行いました。

約750人が参加した訓練では現場で復旧作業にあたる職員と本社や各事業所が被害や復旧の情報をオンラインで交換し、すばやい復旧活動につなげていました。

中国電力ネットワーク 保安防災部 小方美和マネジャー「停電の時には早期の復旧に努めて参りますのでそのあたりについてご理解をいただく」

中国電力グループは実際の災害時にも訓練の成果を踏まえて対応していきたいとしています。