ユネスコの無形文化遺産に登録されている広島県北広島町の「壬生の花田植」が3年ぶりに復活しました。

飾り牛が田んぼをかきならし、早乙女がお囃子にあわせて次々と苗を植えていきます。

「壬生の花田植」は毎年6月に6千人もの観客が訪れていた豊作祈願行事です。

今年は新型コロナ対策のため無観客ですが、地域での伝統芸能の保存伝承を目的に3年ぶりに復活しました。

壬生の花田植保存会の藤本理事長は

「2年間中止となりましたけども、今年はぜひともやりたいと。それが実現したので大変安心しました。」

と今回の開催を喜びました。

花田植保存会は来年こそ観客を入れて開催したいとしています。