2024年に開業を予定しているサッカースタジアムの建設現場で、広島市の松井市長が安全点検を行いました。

広島市では1991年に起きたアストラムラインの橋げた落下事故を受けて、毎年6月を公共工事災害防止強調月間と定めています。

松井市長はスタジアム1階の柱をつくっている現場を視察し、足場の手すりやネットが適切に設置されているかを確認しました。

このほかクレーンの転倒防止のため足元に鉄板が敷いてあるかなど、あわせて12の項目で安全を点検しました。

広島市 松井一実市長「過去の苦い経験を踏まえながら、事業をやっていただく方々が最新技術を駆使した問題意識を継承した建設作業をやっていただいている」

広島市は今月中に約15カ所の工事現場で安全点検を行うということです。