いま、気軽にサクッと美味しい握りを楽しめる、粋な「立ち食い鮨」がブーム!

予約が取れない高級店より、気分に合わせてサッと寄れる鮨デートが人気なのだ。

今回は、カジュアルな価格設定ながら、ハイクオリティな握りが評判の人気店をご紹介しよう。



※まん延防止等重点措置期間中につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。


仲卸が厳選した「珠玉の5貫」は、必食の価値あり!

「本日の5貫」をオーダーすべし。この日は、軽く湯引きして12時間漬け込んだ漬け本まぐろの赤身をはじめ、煮ハマグリ、ヤリイカの印籠、サクラマス昆布〆、紅ズワイガニほぐし身が登場。単品注文も可能


1貫280円〜とリーズナブルで、豪華なネタでも1,000円前後の値付け。

そんなカジュアルな価格ながら、高級店レベルのクオリティのネタをいただけると話題の『鮨スタンド 三六五』

豊洲にある水産物仲卸「島津商店」の直営で、「手の届く価格で美味しいお鮨を提供して、もっと魚の美味しさを広めたい」と、立ち食い鮨店をオープンさせた。

仲卸の目利きとあらば、仕入れるネタの鮮度や質の良さは言わずもがな。

豊洲で厳選された上質なマグロを扱えるのも、老舗仲卸の市場の繋がりがあってこそなせる技なのだ。それが、客にとっては毎回訪れる楽しみになる。

店主が魚の扱いを熟知しているゆえ、足の早いネタを沖漬けしたり熟成させたりと、あの手この手で美味しく昇華させる手腕も頼もしい。



店内はコンクリ打ちっぱなしの壁と天井高の空間が、開放的で心地いい。L字型の木のカウンターも清潔感があり、ゆったりと幅を設けている


スッキリとモダンな店内と、スタッフの柔らかな空気によりなんとも居心地が良い。

気軽に誘えて格好がつく、立ち食い鮨デートにぴったりの条件がそろいぶみなのだ。


3代続く仲卸が、いいネタそろえます!


都内の鮨店やレストランなど数々の名店に魚を卸す、豊洲の「島津商店」。毎日各地の港から、活締めされた新鮮な旬の魚が届く。

一般的な鮨店には滅多に並ばない珍しい魚や高級魚などが、リーズナブルに味わえるのも、同店だからこそ。


毎日変わる最高のネタが、最高の笑顔を引き出す


「三五六手巻き」880円は、ウニ、いくら、まぐろの下にイカ、納豆など日替わりネタが入り、最後のひと口まで美味しい。




足の早い光り物は、仲卸直営店の腕の見せ所。

この日は、神々しいまでの「さより」380円がオンメニュー。




末広町駅からほど近い、神田のオフィス街に立地。

江戸の鮨の屋台を現代風に再現した、トタン板の壁と真っ白な暖簾のギャップが目を引く。


立ち食い鮨をもっとスマートに


お店のインスタでは、店主がその日仕入れたネタなどを紹介。

お目当てのネタが入った情報をゲットして、誘い文句にできる。


― 高級である理由 ―


親子3代続く水産物仲卸「島津商店」がプロデュース。

店主の島津 修さんは、魚の捌き方や美味しさを伝える「築地お魚くらぶ」を主宰。




鮨職人歴50年。銀座に自身の店を構えていた熟練の職人技を堪能できる。「島津商店」とは初代からの付き合い。

「一期一会のネタもあり!気軽に聞いてください」



他店では足が早くて種類を扱えない貝類や光り物が充実するのも、仲卸直営の魅力。

賢く鮨を食べるなら、仲卸直営店の右に出る店はないのだ!

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