夜景は、空気が澄みきる冬の方が美しい。

ならば「冷え込む夜、絶景を眺めながらおでんで温まる」なんてシチュエーションは、冬デートにぴったりではないだろうか?

東京の煌めきと絶品おでんを共有すれば、きっと特別な仲になるはずだ。



※まん延防止等重点措置期間中につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。



絶景に囲まれるカウンターは、おでんデートのベストスポット

調理場を囲むカウンターからも夜景の煌めきを望める


場所は恵比寿ガーデンプレイスタワー38階。きっと日本で一番高層階のおでん専門店、つまりは世界一かもしれない。

おでんというと小体な路面店のイメージもあるが、ここ『こんぶや』は例外。

ブランド力の強いビルの高層階という華やかな立地で、71席の大箱。窓の外には東京の夜景が煌めき、情緒あるおでんの湯気とのコントラストがユニークだ。

おでん鍋が設置された中央の席が人気だが、窓際席は窓と垂直にテーブルが置かれているので全員が夜景を楽しめる。



冬の夜空とおでんを、恵比寿の高層階で楽しむ優越


キラキラした環境でありながら、西麻布で22年続く店の姉妹店ゆえ、出汁はきっちり本格筋。一級の羅臼昆布を贅沢に使い、鶏ガラでコクを足した出汁が素材の持ち味を引き立てる。

おでんだねがまた個性的なため、デートの会話も弾む。

未知の餃子で好奇心をくすぐり、ブロッコリーでビタミン補給し、たらこで日本酒を進める。さらに〆はおでんだし雑煮まで。

2人で互いの雑煮の思い出を語ったりして、もうほっこりが過ぎる!




西麻布の本店で20年以上前から愛されている餃子は、480円。鶏挽肉やキャベツの餡におでんだしが染みた、優しい味わいだ。




季節の野菜が常にオンメニューし、冬場であればブロッコリーやエビ芋、聖護院かぶなどがラインナップに。



ザ・東京の夜景を2人占め!

冬の夜空に映える東京タワーが、いっそう2人を盛り上げる


出汁を飲み干し盛り上がって外に出れば、おでんと日本酒で火照った体に冬の風が心地よい。

恵比寿ガーデンプレイスという立地なら、駅直結ゆえ次回の約束をして解散するもよし、もう一軒行くも愉快。

大都会の大人のデートとして、必勝条件がそろっているのだ。

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