新サービス「PayPayあと払い」でPayPayカードのメリットアップ 銀行口座振替対応で利便性も向上
PayPayカード(旧ワイジェイカード)とPayPayは、PayPayアプリ上で、PayPayカードのバーチャルカードが発行可能な後払いサービス「PayPayあと払い」を開始した。PayPayあと払いは「1カ月分を翌月にまとめて支払いたい」というニーズに合致する、お得な支払い方法。より分かりやすく、サービスの概要を説明しよう。
PayPayあと払いは、あと払いのみの申し込みと、PayPayカード発行との同時申し込みから選べる。翌月1回払いに限り手数料は無料。リボ払い・分割払いは所定の手数料が必要となる。
「PayPayカード」は、Yahoo! JAPAN IDとPayPayを連携し、カード利用額の1%のPayPayボーナスがたまるクレジットカード。PayPayでの支払いに「PayPayカード決済」を選択して決済した場合、+1%分のPayPayボーナスを付与する「指定支払い方法での決済1%PayPayボーナス上乗せで戻ってくる!キャンペーン」を終了日未定で実施している。
ブラックカラーのカードは、券面表面にクレジットカード番号やセキュリティコードの記載のないナンバーレスデザインで、選択した国際カードブランド(Visa/Mastercard/JCB)のタッチ決済(コンタクトレス決済)機能を搭載する。カード情報はアプリで確認する仕組みのため、万が一の紛失・盗難時に不正利用されにくい。
このPayPayカードの入会のハードルを下げる試みが、新サービスのPayPayあと払いだ。PayPayカードの単独申込時とは異なり、バーチャルカードを基本にプラスチック製カードの発行をオプションとし、他社が先行した「カードレス」のトレンドもしっかり取り入れている。
デビューキャンペーンとして、新規登録・カード利用特典の3000円相当上乗せを3月末まで実施する。上乗せ分を含む最大1万円相当のPayPayボーナス付与の条件はクリアしやすく、さらに、2月1日〜3月31日の「超PayPay祭」期間中は、「『PayPayあと払い』で支払うとPayPayボーナスが1.5%もらえるキャンペーン」の対象となるため、PayPayあと払い利用分は、他の支払い方法よりも2.5%相当得する。
キャッシュレス決済サービスのPayPayは、現金をはじめ、さまざまな方法でチャージできる。ただ、クレジットカードのポイントやPayPayボーナスを獲得してよりお得に使いたいなら、「PayPayカード/ヤフーカード」「ソフトバンクまとめて支払いによるチャージ」の二択だったが、前者にPayPayあと払いが加わり(既存のPayPayカード会員は近日中対応の予定)、PayPayカードの強みが増えた。
キャリア決済の「ソフトバンクまとめて支払い」はソフトバンク/ワイモバイル/LINEMOのいずれかの契約が必要なので、この3つの通信サービスを契約する予定のないPayPayユーザーは、PayPayカードの入会・PayPayあと払いによる翌月まとめて支払いを検討する価値はあるだろう。
PayPayあと払いは、PayPay残高や登録した銀行口座からの引き落としにも対応する。PayPayカードの魅力アップにとどまらず、保有する銀行口座がPayPayへのチャージ非対応のため、PayPayが使えなかった人の利便性も向上する。乱立するコード決済(スマートフォン決済)でのPayPayのシェア拡大に向けた新たなアプローチといえるだろう。(BCN・嵯峨野 芙美)
PayPayあと払いは、あと払いのみの申し込みと、PayPayカード発行との同時申し込みから選べる。翌月1回払いに限り手数料は無料。リボ払い・分割払いは所定の手数料が必要となる。
ブラックカラーのカードは、券面表面にクレジットカード番号やセキュリティコードの記載のないナンバーレスデザインで、選択した国際カードブランド(Visa/Mastercard/JCB)のタッチ決済(コンタクトレス決済)機能を搭載する。カード情報はアプリで確認する仕組みのため、万が一の紛失・盗難時に不正利用されにくい。
このPayPayカードの入会のハードルを下げる試みが、新サービスのPayPayあと払いだ。PayPayカードの単独申込時とは異なり、バーチャルカードを基本にプラスチック製カードの発行をオプションとし、他社が先行した「カードレス」のトレンドもしっかり取り入れている。
デビューキャンペーンとして、新規登録・カード利用特典の3000円相当上乗せを3月末まで実施する。上乗せ分を含む最大1万円相当のPayPayボーナス付与の条件はクリアしやすく、さらに、2月1日〜3月31日の「超PayPay祭」期間中は、「『PayPayあと払い』で支払うとPayPayボーナスが1.5%もらえるキャンペーン」の対象となるため、PayPayあと払い利用分は、他の支払い方法よりも2.5%相当得する。
キャッシュレス決済サービスのPayPayは、現金をはじめ、さまざまな方法でチャージできる。ただ、クレジットカードのポイントやPayPayボーナスを獲得してよりお得に使いたいなら、「PayPayカード/ヤフーカード」「ソフトバンクまとめて支払いによるチャージ」の二択だったが、前者にPayPayあと払いが加わり(既存のPayPayカード会員は近日中対応の予定)、PayPayカードの強みが増えた。
キャリア決済の「ソフトバンクまとめて支払い」はソフトバンク/ワイモバイル/LINEMOのいずれかの契約が必要なので、この3つの通信サービスを契約する予定のないPayPayユーザーは、PayPayカードの入会・PayPayあと払いによる翌月まとめて支払いを検討する価値はあるだろう。
PayPayあと払いは、PayPay残高や登録した銀行口座からの引き落としにも対応する。PayPayカードの魅力アップにとどまらず、保有する銀行口座がPayPayへのチャージ非対応のため、PayPayが使えなかった人の利便性も向上する。乱立するコード決済(スマートフォン決済)でのPayPayのシェア拡大に向けた新たなアプローチといえるだろう。(BCN・嵯峨野 芙美)