北海道新幹線の札樽トンネル 札幌工区で掘削開始 約8kmをシールド工法で
トンネル全体の工事は2026年8月まで続く予定。
新小樽方面へ掘削
札幌工区では、シールド工法が採用される(画像:鉄道・運輸機構)。
鉄道・運輸機構(JRTT)は2022年1月28日(金)、建設を進める北海道新幹線のうち、新小樽(仮称)〜札幌間に設ける「札樽トンネル」の札幌工区について、掘削を開始したと発表しました。
掘削開始位置は札幌市手稲区内。新小樽方面に向かって工事を進めます。工区の長さは約8.4km、トンネル全体の長さは約26.2kmです。工事は2026年8月17日までが予定されています。
札幌工区では、先頭に大きな刃のついた回転式の筒型装置「シールドマシン」を用い、掘削とトンネル壁面の構築が同時にできる「シールド工法」が採用されます。